昨年の1月にアーセナルを離れてからちょうど1年。現在チェルシーに所属するFWピエール・エメリク・オバメヤンの心境は複雑なものかもしれない。
オバメヤンは昨年1月にアーセナルからバルセロナへと移籍。そこで半年を過ごし、昨年9月にはチェルシーの一員としてプレミアリーグへ戻ってきた。ところが、結果は散々だ。チェルシーはリーグ戦で10位に沈んでおり、オバメヤン自身も良い時間を過ごせていない。
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今はバルサ&アーセナルがリーグで首位に立っている
一方でアーセナルとバルセロナはそれぞれ国内リーグで首位に立っている。オバメヤンはドルトムント時代より優秀なアタッカーではあったが、リーグタイトルを獲得した実績がない。今頃アーセナル、バルセロナにいられればとオバメヤンが考えても不思議はないだろう。
英『Football London』によると、アーセナルOBエマニュエル・プティ氏はオバメヤンが情熱を失っているのではないかと気にしている。
「シーズンの初めにチェルシーがオバメヤンを獲得した時、私はパニックバイだと思った。彼は今でもクオリティの高いストライカーではあるが、以前のようにはプレイ出来ていないね。バルセロナへ向かってから、彼はアーセナルが自分抜きで何をやっているのか見ている。ジェズスとエンケティアとともにね。彼は情熱を失ったと思う」
昨年アーセナルを離れた際、まさか次のシーズンにアーセナルが優勝争いをリードすることになるとは予想していなかったのではないか。アーセナルでもオバメヤンはチームの得点源ではあったが、リーグ制覇は果たせなかった。後輩のエンケティアたちが躍動する姿には複雑な思いもあるかもしれない。