
ミランFWズラタン・イブラヒモヴィッチは、ワールドカップを制したアルゼンチン代表の振る舞いに「嫌気がした」と明かした。
昨年11月から行われたカタール・ワールドカップ。4年に一度の祭典では数々の激闘が繰り広げられたが、決勝戦ではアルゼンチン代表が前回王者フランス代表をPK戦までもつれ込む死闘の末に下し、36年ぶり3度目の優勝を達成している。
大会を通じて衝撃的なパフォーマンスを続け、大会MVPに輝いたリオネル・メッシの活躍が世界中で称賛された一方で、他のアルゼンチン代表選手の振る舞いには批判も。大会最優秀GK賞を受賞したエミリアーノ・マルティネスが壇上で卑猥なジェスチャーを行い、さらにチームメイトとともにフランス代表FWキリアン・エンバペへの侮辱とも捉えられかねない行為に出るなど、物議を醸していた。これを受けて大会を主催する国際サッカー連盟(FIFA)はアルゼンチンへの調査を開始し、処分を下す可能性も浮上している。
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イブラヒモヴィッチがアルゼンチンに苦言

そんなアルゼンチン代表について、イブラヒモヴィッチは『France Inter』でのインタビューで「メッシは史上最高の選手として認められた。彼がワールドカップを制すると俺は確信していた」と話し、決勝でハットトリックを記録しながらも2大会連続のトロフィーには届かなかったエンバペ、さらにアルゼンチン代表の面々について続けた。
「エンバペにはまだワールドカップで優勝するチャンスがある。彼については何の心配もしていないね」
「俺が心配しているのは、アルゼンチンの他の連中のことだ。なぜなら、彼らはこれ以上何も勝ち取ることはできないだろうからだ。メッシはすべてを勝ち取り、記憶に残る選手になった」
「しかし、最悪な振る舞いをした残りの連中に対して、俺たちはリスペクトなんてできない。これが俺の、トッププロフェッショナルとしての意見だ。あれは1回は勝ち取ることができても、それ以上何も勝ち取ることのできないことを意味している。あんなことあってはいけない」
