FW中村敬斗は今夏、LASK(オーストリア)に高額な移籍金をもたらすことになるかもしれない。同クラブのラドヴァン・ヴジャノヴィッチSD(スポーツディレクター)が、日本人アタッカーとの契約について明かした。
昨年8月にLASKと2025年までの契約延長を結んだ現在22歳の中村は、今シーズン公式戦19試合で11ゴール6アシストとブレイク。その活躍を受け、PSV(オランダ)やヘンク(ベルギー)、アウクスブルク(ドイツ)やスタッド・ランス(フランス)からの興味が伝えられると、最近ではブライトンやリヴァプールといったプレミアリーグクラブもスカウトを派遣しているとの報道が浮上していた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f7c4eef9eed9c424f5d983475cefedf90f9a9f44
動向に注目集まる中村
一方、今冬の中村の売却を否定していたウジャノヴィッチSDだが、現地メディア『90minuten.at』でその契約について言及。「ケイトはその疑いの余地のないクオリティをもって春先にも我々の力になるだろう」と期待を示しつつ「解除条項はないよ」と、一定の移籍金で行使可能の解除条項は契約に盛り込まれていないことを指摘している。
中村は『transfermarkt.de』での評価額は昨年9月に150万ユーロから350万ユーロへ、さらに11月には400万ユーロ(現在のレートで約5億7000万円)までアップ。複数クラブ間の争奪戦となり、特にプレミアリーグクラブがそれに加わった場合、その金額を超える可能性が高いと見られる。