今回はFIFAワールドカップカタール2022に出場したドイツでプレーしている選手を中心に視察。渡欧前に主なテーマの一つとしてW杯を終えての選手の振り返りをヒアリングすることを挙げていたが、「生き生きと活躍していましたし、何人かの選手と話をさせてもらい、W杯の経験からさらに上を目指していこうと、レベルアップすることをすごく考えているので、いい話を聞けて、充実の時間でした」と話し、選手個人の意識やチーム内での存在感など、“ベスト8に行けなかった悔しさ”“個の成長”をテーマに戦っていることを喜んだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc38eaafdca4b5252c208387755d536646dcc438
13日に帰国した森保監督
原口はブンデスリーガで優勝争いをしているウニオン・ベルリンから残留争いをするシュトゥットガルトへ、この冬に移籍を決断したが、「ウニオンは⾮常に良いチームで、優勝争いをしているところで戦うことも⼤きなモチベーションであり、⽬標と本人とも話しましたけど、シュトゥットガルトで1部残留できるかの厳しい戦いの中で、また違うプレッシャーの中で自分を磨く、高めることができると思いますし、これもまたいいチャレンジをしているなと。すごくいい顔をしていました」と、会話した際の様子についても言及している。
日本代表は同日、3月24日に国立競技場で開催されるキリンチャレンジカップ2023でウルグアイ代表と対戦することを発表。これで森保監督二期目の初陣はウルグアイとコロンビア(28日、ヨドコウ桜スタジアム)と南米勢との連戦が決定したが、「選択肢の中で⼀番強い相⼿と戦わせてほしいと話しています。ウルグアイ、コロンビアは⾮常に強い相⼿ですし、彼らと互角、それ以上に戦える⼿応えを持てれば、必然的にW杯の舞台でも勝っていく⾃信にもなると思います。今、ヨーロッパとはなかなか試合ができる状況ではないですし、南米のチームにもしっかり勝てれば、世界で勝っていけると私自身は思っています。強い相手とできることが何よりも強化になると思っていますし、思い切って、選⼿個々のトライとチームとしてやるべきことのトライをしていきたいと思います」と意気込みを語っている。