
[2.18 ブンデスリーガ第21節 ボルシアMG 3-2 バイエルン]
ブンデスリーガは18日、第21節を行い、DF板倉滉所属のボルシアMGが首位のバイエルンを3-2で破った。板倉はセンターバックの一角でフル出場し、安定したプレーで難敵撃破に大きく貢献した。
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ボルシアMGがバイエルン撃破、板倉はフル出場

試合が動いたのは前半8分、ボルシアMGは左サイドでボールを奪うと、DFラミ・ベンセバイニが背後への浮き球パスを配球。これに抜け出したFWアラサン・プレアがゴール前に侵入し、DFダヨ・ウパメカノのファウルを誘うと、決定的な得点機会阻止(DOGSO)があったとしてウパメカノに一発レッドカードが提示された。
数的優位となったボルシアMGは前半13分、敵陣右サイドで獲得したFKをMFヨナス・ホフマンがマイナス方向に蹴り出すと、上手くマークを剥がしていたMFラース・シュティンドルが低弾道のダイレクトシュート。今冬ボルシアMGからバイエルンに電撃移籍した因縁のGKヤン・ゾマーの手をかすめたボールがゴール右隅に突き刺さり、先制点を奪った。
ボルシアMGは前半24分にもショートカウンターから左サイドを崩し、シュティンドルが決定的なシュート。だが、これが惜しくも枠を外れてしまうと、数的不利のバイエルンにゴールを許す。前半35分、DFアルフォンソ・デイビスが猛烈な突破力を見せ、左サイドを抜け出すと、力強いクロスからFWエリック・マキシム・シュポ・モティングがダイレクトで蹴り込んだ。
それでも後半10分、ボルシアMGは中盤での攻守の切り替えからホフマンが前を向くと、プレアとのパス交換からゴール前に抜け出し、左足ワンタッチシュートで再び勝ち越し。その後も優位を保ち続け、同39分にはFWマルクス・テュラムがダメ押しゴールを決めた。同アディショナルタイムにはDFシュテファン・ライナーのクリアミスからFWマティス・テルに1点を返されたが、そのままタイムアップ。ボルシアMGがホームで強敵を破った。