
テンハーグ監督下で強豪復活の兆しを見せ始めたマンチェスターU(イングランド)が、今季終了後にフランス代表MFエドゥアルド・カマビンガ(Rマドリード)の獲得へ、英国史上最高額の移籍金約190億円を提示する準備をしていることが9日までに明らかになった。
スペインのサッカー・サイト『フィチャヘス』がいち早く掲載し、英メディアも一斉に報じたところによると、カマビンガ獲得には昨夏にRマドリードからマンチェスターUに加入したブラジル代表カゼミロの進言が大きいという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/55e1483c2eaa5c279ec4231c3a3afa45277cdca1
マンU、190億円でカマビンガ獲りへ

テンハーグ監督は今季の活躍で中盤の要となったカゼミロと釣り合うボランチがチーム内にいないことを不満として、来夏に大型MFの獲得を準備。しかし、ウエストハム所属のデクラン・ライス、ドルトムント所属のジュード・ベリンガムのイングランド代表両MFの獲得はビッグクラブ間で競争が激化。そこでカマビンガの一本釣りに方針を転換したという。
マンUがカマビンガ獲得に動く裏には、Rマドリードで1年間、20歳フランス代表MFとプレーしたカゼミロが指導陣にその才能をアピールしたことが大きく、1億1500万ポンド(約190億9000万円)の移籍金を準備して、カマビンガ獲得を狙う方針を固めているという。
この金額はマンUが2016年にフランス代表MFポール・ポグバを獲得した8900万ポンド(147億7400万円)のクラブ史上最高額となる移籍金をはるかに超え、今年1月31日にチェルシーがアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスを獲得した英国史上最高額の1億560万ポンド(175億2960万円)をも、約15億6000万円も上回るものだ。
