
福岡の長谷部茂利監督が試合後、鹿島の岩政大樹監督に面と向かって抗議した。
4月5日に開催されたルヴァンカップのグループステージ第3節で、鹿島と福岡が対戦。試合は1-0で鹿島が勝利した。
問題のシーンはアディショナルタイムに起こった。鹿島のベンチ前で福岡のスローインの際、岩政監督は転がってきたボールを自ら拾い、そのまま移動して、福岡の選手にスローインの位置を指示したのだ。
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自らボールを拾って、スローインの位置を指示
伏線はあった。その数分前の同じようなシチュエーションでは、福岡側のスローインの位置が、ボールが出た場所からやや前目だったか、岩政監督が両手を挙げて反応する場面があった。実況も「かなり前に進んでのスローインでしたので、岩政監督が怒っています」と伝える。
それがあったからか、その後のスローインでは岩政監督が“正しい位置”を指し示す行動に出たようだが、長谷部監督は納得がいかなかったようだ。
試合後の握手の際、長谷部監督は「スローインの時に、あそこに出てくるのは良くないと思うよ」と自身の考えを述べ、岩政監督を指差しながら「監督だから、そういうことするな! OK?」と強く言い放った。