
昨夏に鹿島アントラーズからセルクル・ブルッヘに加入した上田。適応にやや時間を要したものの、エースとしての地位を確立。公式戦36試合で19ゴール、リーグ得点ランキング2位の18ゴールをマークし、チームをヨーロッパプレーオフ圏内となる8位に導いた。
そんなエースに対し、セルクル・ブルッヘのスポーティングディレクターであるアヴィーニャ氏が言及。フランス『Get French Football News』でベルギーで注目を集める上田を獲得した経緯などについて語った。なお、セルクル・ブルッヘは2017年からリーグ・アンの名門モナコの姉妹クラブとなっている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/18f0cba956ea0a6b79bff0ab658af9174625be07
セルクル・ブルッヘで活躍する上田

「さらに私たちはたくさんのデータを使用している。しかしデータドリブンではなく、データインフォームドだ。これもこのプロセスの1つで、例えば上田綺世のような選手たちをこうして見つけてきたんだ」
「モナコのセカンドチームからセルクルに来て、モナコに戻るか、ビッグ5のクラブに行くこともある。これが1つ目のプロジェクト。もう1つは戦略的な理由でここに来て、成長してモナコに帰るものだ。最後の1つは外部からのリクルートメントで、上田綺世らのようにモナコに行くという目標とともにセルクル・ブルッヘに来るものだ。彼らが良いプレーをすれば、モナコに行くチャンスはいつだってある。私たちはこの3つの異なる戦略を使っている」
さらにアヴィーニャ氏は、上田やイェスパー・ダランドがモナコに移籍できるチャンスもあると語った。
「彼らのセルクルでの時間は成功したことを意味している。だからこれについて話をできるのは良いことだ。彼らが準備できているかどうかについては、これからの数週間で決めることになる。間違いなく大きな、大きな結果を残した。イェスパーはリーグ最高のセンターバックの1人であることを証明している。そして、ヨーロッパの最初のシーズンで得点王と2ゴール差のアヤセはアメージングだ」
「このようなタレントは我々のためのサクセスストーリーになるだろうし、すでになっている。彼らは間違いなく次のステップへの準備ができている。モナコに行くのか、他の場所に行くのかはモナコの首脳陣が決めることだ」