CLで18季ぶりにミラノ・ダービー開催! ミランホーム扱いの初戦は序盤の2発でインテルが先勝 | footcalcio

CLで18季ぶりにミラノ・ダービー開催! ミランホーム扱いの初戦は序盤の2発でインテルが先勝

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チャンピオンズリーグ (CL)・準決勝のファーストレグが10日に行われ、ミラン(イタリア)とインテル(イタリア)が対戦した。

CL・準決勝の大舞台でミラノ・ダービーが実現した。現時点でミラン1勝、インテル2勝という成績で迎える今季最後のミラノ・ダービーだ。両者の公式戦初対戦は、遡ること約114年前の1909年1月10日だった。初対戦の当時はミランが3-2で勝利。その後は共にミラノに本拠地を置き、同じスタジアムをホームとする“宿敵”として度々熱戦が繰り広げられている。データサイト『Opta』によると、両クラブが1シーズンの中で公式戦5度も顔を合わせる(セカンドレグも含めて)のは史上初の出来事だという。今季はミラノ・ダービーにおいて新たな歴史が刻まれることとなる。

なお、両クラブがCLの舞台で相見えるのは2004-05シーズン以来のことだ。当時は準々決勝で対戦していた。ミランがホーム扱いのファーストレグを2-0で制した後、インテルがホーム扱いのセカンドレグでは試合終盤にミランのGKジーダに向かってサポーターから発煙筒が投げ込まれる事件が発生。没収試合で3-0のミラン勝利扱いとなっていた。

現在ミランは公式戦9戦無敗と悪くない状態で大一番を迎えた。ミランを率いるステファノ・ピオリ監督はテオ・エルナンデス、ブラヒム・ディアス、オリヴィエ・ジルーらの主力をスターティングメンバーにチョイス。一方、直近の公式戦である6日開催のセリエA第34節で負傷したラファエル・レオンは同試合に間に合わず、メンバーから外れた。

対するインテルも公式戦5連勝中と絶好調。注目の一戦に向けて、シモーネ・インザーギ監督はフェデリコ・ディマルコ、ハカン・チャルハノール、ラウタロ・マルティネスらを先発で送り出した。ロメル・ルカクやマルセロ・ブロゾヴィッチはベンチから出番を待つ。

【スコア】
ミラン 0-2 インテル
【得点者】
0-1 8分 エディン・ジェコ(インテル)
0-2 11分 ヘンリク・ムヒタリアン(インテル)

https://news.yahoo.co.jp/articles/0edaa5c1ae7266bb3fc468e9cbeb1ce23fc4720d

ジェコが立ち上がりにセットプレーから先制弾

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試合は立ち上がりの8分に均衡が破れる。インテルは左コーナーキックを獲得すると、キッカーを務めたチャルハノールが右足でインスイングのボールを供給。中央で待っていたエディン・ジェコがこのボールを左足のボレーシュートで叩き込み、開始早々インテルがセットプレーから先手を取った。

続く11分、インテルはニコロ・バレッラの浮き球パスからディマルコが左サイドを突破。スペースで受けて中央へ折り返すと、L・マルティネスがスルーしたボールに後ろから走り込んできたヘンリク・ムヒタリアンが反応する。ファーストタッチでペナルティエリアに侵入すると、右足でゴールネットを揺らした。インテルが序盤で大きな追加点を手にしている。

止まらないインテルは16分、左サイドでボールをキープしたL・マルティネスの落としからチャルハノールがミドルシュートを狙うも、ここは右ポストに直撃。こぼれ球を拾ったL・マルティネスがクロスボールを送ると、中央でジェコが頭で逸らし、ボールはファーサイドのバレッラへ。ダイレクトでマイナスへ折り返すと、フリーになったムヒタリアンが右足で狙ったが、ここはGKマイク・メニャンが立ちはだかった。

一方、早々と2点ビハインドを追う状況となってしまったミランは直後にアクシデントが発生。直前のプレーでひざを痛めていたイスマエル・ベナセルが最終的にプレー続行となってしまい、ジュニオール・メシアスとの交代でピッチを後に。30分にはB・ディアスのスルーパスからJ・メシアスが右サイドを突破し、最後は走り込んでいたダヴィデ・カラブリアが軸裏シュートを狙ったものの、枠は捉えきれなかった。

ミランはなかなかシュートチャンスを作ることができず、前半はインテルのペースで時間が経過。30分にはシモン・ケアーの処理がうまくいかなかったところを狙っていたL・マルティネスがペナルティエリア内で倒され、インテルがPKを獲得したものの、オンフィールドレビューを経て判定が変更。それでも、インテルはL・マルティネスやデンゼル・ダンフリースがフィニッシュに持ち込むシーンを作り、前半はこのままインテルが主導権を握ったまま終了した。

後半に入るとミランに決定機が到来。51分、中盤からボールを持ち運んだサンドロ・トナーリが右サイドのスペースへスルーパスを送る。抜け出したJ・メシアスがフリーでペナルティエリア右に侵入したものの、シュートはゴール左へと外れた。

直後の53分にはインテルにビッグチャンス。自ら持ち上がったアレッサンドロ・バストーニが横へ流すと、反応したジェコがGKと1対1に。試合を決めるチャンスだったものの、ここはGKメニャンがビッグセーブを見せた。

63分には再びミランが相手ゴールに迫る。GKメニャンからのロングフィードを左サイドで収めたディヴォック・オリジが斜めのパスを入れると、ペナルティエリア左へ走っていたB・ディアスが折り返す。待っていたジルーがマイナス方向へ落とすと、このボールにトナーリが反応。ファーストタッチから狙い澄ました右足シュートを放ったものの、ここは左ポストに嫌われた。

試合はこのままタイムアップ。ミランがホーム扱いのファーストレグは、立ち上がりに挙げた2ゴールを守り切ったインテルに軍配が上がった。

セカンドレグは6日後の16日、会場は変わらないものの、今度はインテルのホーム扱いで開催される。

コメント

  1. 名無し より:

    みんなミランを応援してたんだね、数々の泣きコメントで察したわ

  2. 名無し より:

    clもレベル落ちてんなあ

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