出場停止により前節を欠場したボルシア・メンヒェングラットバッハ(ボルシアMG)DF板倉滉はボルシア・ドルトムント戦で先発に復帰するのだろうか。ダニエル・ファルケ監督は試合に向けた会見で問われた際には明言を避けている。
ボルシアMGは6日に行われたブンデスリーガ第31節でボーフムとのホームマッチは2-0で勝利。第30節シュトゥットガルト戦の終盤にレッドカードを受けた板倉が出場停止となったこの試合ではDFマーヴィン・フリードリッヒが16試合ぶりにスタメン出場を果たし、DFニコ・エルヴェディとセンターバックペアを組み完封勝利に貢献している。
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コウといった良いオプションが戻ってきて嬉しい
13日の次節ではドルトムントとのアウェーマッチに臨むボルシアMGだが、ファルケ監督は会見でセンターバックでの状況について言及。「正直、今までの決断も常に難しかった。マーヴィンもトニ(ヤンチュケ)がプレー可能だと、彼らもスタメンに近づいていると感じていたからね。誰かをベンチに置く決断は楽なものではない」と説明しつつ、「監督にとって、選択肢がたくさんあるのは難しい部分でもあるのと同時に望ましい状況でもある」とも語った。
「マーヴィンが本当に良い試合を見せたことを嬉しく思う。それでもコウといった良いオプションが戻ってきて嬉しい。トニもケガから順調に回復し、センターバックは4人とも健康だ。私は良い選択肢があることを喜んでおり、今週末に向けて良い判断を下せればと思う」
なお同監督はこの会見で、将来的に板倉を中盤で起用する考えはあるかとの質問には「コウはポリバレントなプレーヤーであり、その多才さが彼の強みの一つだ。私にとっての彼のポジションは、まさに”センターバック”だ」とコメント。今後も主に最終ラインで起用することを強調した。