
リスボン・ライオンズとは、1967年5月にポルトガルの首都リスボンで開催されたヨーロッパカップ(現チャンピオンズリーグ)を制した、当時のセルティックを指す言葉だ。彼らは同シーズンのリーグ戦で111ゴールを叩き出しており、今日まで多くのファンに伝説のチームとして記憶されている。
時は過ぎ2022-23シーズン、日本人ストライカーが攻撃を牽引するスコットランドきっての名門は、ここまで107ゴールをマーク。残り2試合でリスボン・ライオンズまで4ゴールに迫っており、記録更新に期待が高まるなか、古橋は「この記録に並ぶにはあと4ゴール。僕はあと4点取れるかな? でもチームとして2試合で達成できる」と自信を覗かせた。
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現在リーグトップの25ゴールを挙げている古橋。残り2試合でどこまで数字を伸ばせるか

いつか自分の写真も壁に飾られる日が来たら嬉しいね。だけどその前にやらなければならないタスクが多くある。記録達成の瞬間を味わうためには、トレーニングをしっかりこなして、試合でパフォーマンスを発揮しないと」
ここまで25ゴールを奪い、堂々のリーグ得点ランキング首位に立つ。頼れるエースは、「僕はいつも試合に勝つためのゴールを目標にしている」と語り、得点と勝利への強い意欲も示した。
「できる限り多くのゴールを決めたいと常に思っている。シーズン最後の試合でその数をさらに増やせれば。まあ最も重要なのは、試合に勝つことなんだけどね」
リーグ戦2試合を戦い終えた後には、3冠の懸かる国内カップ戦のファイナルが控える。ただ古橋は「スコティッシュカップ決勝については、まだ考えていない」と言う。
「残り2試合、この試合に勝ちたい。決勝戦はトロフィーがかかったビッグマッチなので、ベストな状態で臨むことが大切だね。だけど僕らにとって最も重要なのは、その前の試合に集中すること。それ以前に勢いをつけたいからね。継続は力なりだ」
