AZの菅原由勢の移籍金は、800万ユーロ(約12億円)程度と予想されているようだ。ポルトガル『O JOGO』が伝えた。
2019年から在籍するAZで、着実に成長する菅原。今季はヨーロッパ・カンファレンスリーグでベスト4まで勝ち進んだチームの主力として、公式戦47試合に出場して4ゴール11アシストを記録する活躍を残している。この活躍を受け、今夏の移籍市場で右サイドバックの獲得を狙うスポルティングCPやドルトムントなどからの関心が伝えられており、その動向には注目が集まっている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/daccc2b576d3ce4a17829ecdaf74225121313cff
スポルティング興味の菅原
そんな中、スポルティングは菅原に強い関心を寄せているようだ。『O JOGO』によると、両クラブはすでに移籍に関する交渉を開始したようで、AZは当初の1000万ユーロ(約15億円)から800万ユーロ程度に要求額を引き下げたようだ。日本代表DFが活躍の場を移すことに前向きであり、それが理由であると伝えられた。
一方のスポルティング側は、昨夏にマンチェスター・シティからペドロ・ポロ(現トッテナム)を獲得した際に支払った額に近い800万ユーロを提示する意思があるという。両クラブによる交渉は、今後も継続されるようだ。
また同メディアは、スポルティングが菅原の獲得に動く理由を分析。リカルド・エスガイオと競える右サイドバックを探しており、仮に菅原を獲得できれば「チームで非常に重要な存在になる」とした。さらに、右サイドバックとしてリーグ戦8アシストを記録したこと、ヨーロッパ・カンファレンスリーグで好パフォーマンスを披露したこと、流暢に英語を話せることにより、新天地にすぐに適応できるとも予想している。