
ブンデスリーガ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフの日本代表MF田中碧は今夏に他クラブへの移籍に迫っているのだろうか。クラブの強化担当クラウス・アロフス役員は同選手が幹部に移籍希望を伝えたとの報道にコメントした。
デュッセルドルフは2021年夏に田中を川崎フロンターレから買い取りオプション付きのレンタルで獲得すると、翌夏にそのオプションを行使し2025年までの契約を行使。そして、アロフス役員はドイツ紙『ビルト』で先日、ここ2シーズン公式戦55試合に出場した同選手から移籍希望の申し出を受けたことを認めていた。その後、地元紙『ライニシェ・ポスト』ではウェストハムやフラムとプレミアリーグ2クラブからの関心が伝えられている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/02684472f7129cc357c7d587a758d451affdcc49
デュッセルドルフの田中碧

現地メディアでは連日デュッセルドルフのメンバーで今夏の移籍の確率が最も高い選手の1人として報じられる田中だが、アロフス役員は改めて『ライニシェ・ポスト』でその状況に言及。同選手を取り巻く報道について「整理してみよう。アオは毎日我々のところにやって来て『出て行きたい、出て行きたい』と言っているわけではない」と強調した上で、このように説明した。
「彼は最初から『2部はオーケーだけど、僕の目標は1部に行くこと。ドイツ、それとも別の国でも』と話していたんだ。それは今も変わっていない。なので、問い合わせを受ければ我々はそれを検討する。フォルトゥナの全体的な状況が我々にそうすることを求めているんだ」
