
6月30日で正式に2022-23シーズンが終了となり、セリエA新王者ナポリはキム・ミンジェの移籍が間もなく発表されると見られている。
イタリアでの1年目ながらリーグの最優秀DFに選ばれた韓国代表の後釜候補には、様々な名前が挙がっている。ボルシアMGの板倉滉とシュトゥットガルトの伊藤洋輝、日本代表の2選手もたびたび関心が報じられてきた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ba94f3ecf01529fcdfc65b38d8d2fdc103249008
セリエA王者ナポリへの移籍が注目されている板倉

7月1日付のイタリアの大手紙『Gazzetta dello Sport』は、ナポリが「変わらずにハイラインの守備でアグレッシブなチームにできるよう、フィジカルとスピードを併せ持った特徴の選手」に集中し、キムの後釜候補として3人の名前を挙げている。そのひとりが板倉だ。
第1候補は、昨季のセリエAで頭角を現し、高い評価を受けているアタランタのジョルジョ・スカルビーニ。だが、アタランタは売却するなら4000万ユーロ(約56億円)を要求するという。
次に出た名前は、久保建英のチームメイトであるレアル・ソシエダのロビン・ル・ノルマンだ。しかし、こちらも現行契約に6000万ユーロ(約84億円)の解除金が設定されており、同紙は「実質的に近寄ることが不可能」と指摘している。
そして、Gazzetta dello Sport紙は「ボルシアMGのCB、日本人のコウ・イタクラを軽んじないように注意しなければならない」と報じた。
「ライバルたちよりも1000万ユーロ(約14億円)弱安価でより手に入れやすいだけでなく、会長が何度も口にしたように、ナポリは新たな商業市場を引きつけるために日本人のタレントを探しているからだ。イタクラはうまくやるための技術的・戦術的な特徴を持つ」
