アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋が、実戦復帰を果たした。クラブ公式サイトが伝えている。
アメリカツアーを行なっているアーセナルは19日に元イングランド代表FWウェイン・ルーニー氏が監督を務めるMLS(メジャーリーグ・サッカー)オールスターとの一戦に臨んだ。
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実戦復帰を果たした冨安
試合開始早々の5分にガブリエウ・ジェズスのゴールで先制すると、23分にはレアンドロ・トロサールが追加点を奪い、2点リードで前半を折り返す。後半に入り、48分にジョルジーニョがPKを決めてリードを広げると、85分にはガブリエウ・マルティネッリが、89分にはカイ・ハフェルツもゴールを決めて、5-0で快勝した。
この試合にベンチ入りした冨安は、先日加入が発表されたデクラン・ライスやユリエン・ティンバーらとともに65分から途中出場を果たした。なお、冨安にとっては今年3月16日に行われたヨーロッパリーグ(EL)・ラウンド16セカンドレグのスポルティング戦で右ひざを負傷し、手術をして以降、初の実戦となった。
25分間プレーした冨安についてイギリスメディア『フットボール・ロンドン』は試合後の選手採点で「6」と採点。寸評では「ひざの負傷から復帰した彼は左のセンターバックでプレーした後、右サイドに移動するなど多才さを見せた」と評価しながら、「彼が戻ってきたのは嬉しいし、新シーズンの開幕から貢献する準備ができている」と今後の活躍にも期待を寄せた。