試合後、記者会見に出席したマンチェスター・Cのジョゼップ・グアルディオラ監督は、バイエルンのクオリティを称えつつ、「良いテストだったと思う。ケガ人は出なかったし、来週に向けて準備は整ったと思う」と今回の一戦を総括。さらに「このような試合では、結果はそれほど大事じゃない。お互いによく知っているクラブ同士の試合だし、この内容には満足している。もちろんミスもあったが、今の段階ではミスによって何が足りないかがわかるので大事なことだ」と続け、「東京に来ることができてありがとうと言いたい」と感謝の思いを口にした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d3a43e5e4f4d965d15441b1f085e0709b0ba5a0
マンチェスターC、国立でバイエルンに勝利
そして、移動や気候面での負担が大きいアジアや北米ツアーについて問われると、「若い時にはブツブツ文句を言っていたが、歳をとったので、こういう状況だからこういうことをしないといけないとわかるようになった。こうした環境の中でもリズムを保つこと。選手たちは年間60試合くらいをするのだから、その選手たちをしっかり管理して、今日は暑いなら、その中でできることをする。ツアーにはビジネス的な側面もあるのだから、それを受け入れて、笑って、ケガなく帰る。それが一番賢いやり方だ」と主張。その環境の中で適応していく重要性を語った。
ワールドカップなどの影響もあり、今季は例年に比べて準備期間が短く、8月6日にはアーセナルとのコミュニティーシールドが控えている。しかし、グアルディオラ監督は、「まずケガ人がいない。今はベストなコンディションではないが、これがノーマルだ。自分たちのメンタリティをしっかり保って、イングランドに戻ってからの1週間でトップコンディションに持っていきたい。コミュニティシールドができるのは名誉なこと。昨季は負けてしまったので、今季はできるだけコンディションを整えて勝ちたいと思っている」と述べ、シーズン開幕を見据えた。