元日本代表の長谷部誠は新シーズンも一定の出場機会が与えられるようだ。今季からフランクフルト率いるディノ・トップメラー新監督がベテランへの信頼を強調した。
現在39歳の長谷部は今年3月にフランクフルトとの契約を更新し、少なくとも来夏までの現役続行が決定。しかしその後、オリヴァー・グラスナー前監督が退任し、クラブは42歳のトップメラー氏を新監督に招へい。アントワープから新たにエクアドル代表DFウィリアン・パチョ、リーズ・ユナイテッドからレンタルで元ドイツ代表DFロビン・コッホを迎え、4バックシステム移行の可能性が伝えられる中、新体制の下での長谷部の立ち位置も注目されていた。
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フィテッセとのテストマッチでもスタメン出場
一方で、新監督はこれまでのプレシーズンでは長谷部をすべての試合に起用。28日にオーストリアのキャンプ地で行われたフィテッセとのテストマッチ(1-1)でもスタメンに名を連ね、69分までプレーしていた。そして試合後、そんな長谷部について問われたトップメラー監督は以下のように返している。ドイツ『シュポルト1』がインタビューの模様を伝えた。
「(長谷部のパフォーマンスに)驚いたかって? 驚いたとすれば、彼のことを過小評価していたことになる。なので、そんなことはないよ。マコトはセンセーショナルなキャラだ。素晴らしい選手で今でもフィットネスは最高だね」
「若いとか年を取っているとかなんて関係ない。とにかくものすごい経験の持ち主でとても頭がいい選手。後方では我々に安定感を与え、ライン間のスペースに非常に優れたボールを送り込む。彼がここにいることを我々は嬉しく思っているよ。今季も、まだまだ出番があるだろう」
「その後についてはそれから考えよう。ただ、今の彼は“エバーグリーン“(衰え知らず)のように見える」
オーストリアキャンプから #長谷部 選手🇦🇹🇯🇵
シーズン開幕に向け整え中……🧖#SGE | #GudeWindischgarsten | #アイントラハト | #フランクフルト | #ブンデスリーガ pic.twitter.com/8vwGrDMBTc
— Eintracht Frankfurt (@eintracht_jp) July 27, 2023