インテルは、パリ・サンジェルマン(PSG)へフリーで移籍したDFミラン・シュクリニアルの後釜として、アーセナルの日本代表DF冨安健洋を検討しているようだ。イタリア紙『コリエレ・デラ・セーラ』が11日に伝えている。
今夏、冨安への関心が報じられているインテル。これまでレンタルでの獲得を検討しており、完全移籍での放出を希望するアーセナルとの間で、移籍形式を巡って隔たりあることが伝えられていた。だがイタリア紙は11日、ミラノのクラブが完全移籍での獲得に乗り出す可能性を指摘した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f2cf92189e3ef90e0fc96e37357d83e78f47139c
トミヤスのためにアーセナルへ2000万ユーロ(約32億円)のオファーを提示することが可能
インテルは現在、FWロメル・ルカクに代わるFWの補強に取り組んでいるとされており、2010年のトリプレーテ(国内リーグ&カップ戦およびチャンピオンズリーグの3冠)経験者であるボローニャのオーストリア代表FWマルコ・アルナウトヴィッチや、アトレティコ・マドリーのスペイン代表FWアルバロ・モラタが候補に挙げられている。
アトレティコがモラタの売却に要求する移籍金が2100万ユーロ(約33億円)の一括払いである一方、ボローニャのオーストリア代表FWに対する評価額は1500万ユーロ(約24億円)からスタートしているとのこと。インテルは現時点で700~800万ユーロ(約11~13億円)のオファーにとどまっているが、選手本人の意思が違いを作り出す可能性があるようだ。
そんな中、比較的ローコストな「アルナウトヴィッチが攻撃陣の補強となる場合、インテルはトミヤスのためにアーセナルへ2000万ユーロ(約32億円)のオファーを提示することが可能」となり、完全移籍での獲得を目指して「アーセナルのトミヤスへ攻勢」を仕掛け、「シュクリニアルが残した穴を埋める」ことができるとみられている。