イタリア1部ラツィオは現地時間9月2日、セリエA第3節で昨季王者ナポリとアウェーで対戦し、2-1で今季初勝利を飾った。日本代表MF鎌田大地は開幕から3試合連続で先発出場すると、後半に移籍後初得点となる決勝ゴールをマーク。チームを勝利に導く貴重な得点に「チームを助けることができて本当に嬉しい」と喜びを露わにしている。
【スコア】
ナポリ 1-2 ラツィオ
【得点者】
0-1 30分 ルイス・アルベルト(ラツィオ)
1-1 32分 ピオトル・ジエリンスキ(ナポリ)
1-2 52分 鎌田大地(ラツィオ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/78248f2c4aa34723b98233c0217b337c28b5b474
後半7分、左足一閃シュートがゴール右へ突き刺さる
開幕2連敗スタートとなったラツィオを鎌田が救った。チームは前半30分、MFルイス・アルベルトのゴールで先制も、その2分後に同点弾を献上し迎えた後半7分、MFフェリペ・アンデルソンからの右クロスを中央でアルベルトがスルー。このボールに背後から走り込んだ鎌田が反応し、エリア内から左足を一閃すると強烈な一撃がゴール右へ突き刺さった。
今夏、自身初のイタリア挑戦を決断した鎌田にとってこれが待望のセリエA初ゴール。イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」によると、試合後のフラッシュインタビューでは「こんな素敵な夜にゴールが生まれるなんて。ゴールを決めてチームを助けることができて本当に嬉しい。大切な感情です」とコメントしている。
これでセリエAは国際Aマッチウィークにより2週間の中断へ。新天地でのリーグ戦で待望の一発が飛び出した鎌田は今後、日本代表の欧州遠征2試合(ドイツ戦/9日、トルコ戦/12日)に臨むメンバーに合流する。