[国際親善試合]日本 4-1 ドイツ/9月9日/フォルクスワーゲン・アレーナ
上田綺世のシュートで日本代表が2―1と勝ち越した後だった。
隣の席に座っていたドイツ人記者が話しかけてきた。「日本は本当に良いチームだ。カタール・ワールドカップよりさらによくなっているよ」と。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4bbf73f42463533270ddfbf785e70ea3aa9ac721
「テクニックと組織力は本当に素晴らしい」
フランクフルトの地元紙『Frankfurter Rundschau』などに執筆しているフリーのフランク・へ―ルマン記者だった。
「今日の試合でとくにいい選手は誰だと思いますか?」と尋ねると、「印象的な選手はエンドウ(遠藤航)とイトウ(伊東純也)だね」と2人の名前を挙げた後、「でも、チーム全員が組織されていて素晴らしいよ」と驚いた様子だった。
後半に入り、まだ2-1の状態の時に同記者がまた話しかけてきた。「日本代表は世界のトップ10に入ると思う。テクニックと組織力は本当に素晴らしい」と激賞していた。
4-1で試合が終了すると、まだ原稿を書いている私の横で、彼が先に席を立った。そして、バッグしまおうとしていた自分のノートに何かを書いて、私に見せてきた。
そこには、英語でこう綴られていた。
「World Class」