
マンチェスター・ユナイテッドGKアンドレ・オナナがチームの穴として対戦相手から見なされているようだ。イギリス『テレグラフ』が伝えた。
昨シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出に貢献するなどインテルで大活躍したオナナは、今夏に4800万ポンド(約87億円)の移籍金でマンチェスター・Uに加入。長年守護神を務めたダヴィド・デ・ヘアの代役として活躍することが期待されていた。
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新天地での厳しいスタートと切ったオナナ

しかし、オナナのマンチェスター・Uキャリアのスタートは思い描いていたものよりもはるかに厳しいものに。公式戦10試合で18失点と毎試合で平均約2ゴールを許すことから、プレミアリーグ開幕7試合で早くも4敗を喫する34年間で最悪のシーズンスタートを切ったチームの原因の1つであるとも考えられている。
さらに、CLでは毎試合のようにオナナのミスが目立っている。3日の2-3で敗れたガラタサライ戦では自身のパスミスからカゼミーロの退場を誘発し、その後チームは逆転を許すことになってしまった。
それでも、エリック・テン・ハーグ監督はオナナを信頼して先発起用を続けているが、『テレグラフ』によると、対戦相手は現在、同選手を徹底的に分析し、弱点を見つけ出したようだ。
オナナのポジショニングがたびたび疑問視される中、相手チームの選手たちは早めにシュートを打つことを指示されている様子。高いポジショニングを取ることで、相手にとってよりゴールを大きいものにしていると指摘されている。また、足元やビルドアップの技術、プレー範囲の広さが今夏の契約に至った理由の1つであるが、現在その特徴が裏目に出てしまっている状況だ。