今夏にバルセロナからブライトンにレンタル移籍したFWアンス・ファティだが、まだブライトンでは定位置を確保できていない。
ヨーロッパリーグでは先発の機会をもらっているが、リーグ戦ではベンチスタート続きで115分しかプレイできていない状態だ。第7節のアストン・ヴィラ戦では移籍後発得点を記録しているが、まだインパクトとしては不十分だろう。このゲームに関しては1-6の大差で落としてしまったこともあり、ファティのゴールを記憶している人も少ないかもしれない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/de62e4ee97bd6028bcaf4883b1dc1ba7a107b274
ブライトンにレンタル中のファティ
スペイン『Tribuna』はなぜファティがブライトンで先発できないのかと取り上げているが、ファティには強烈すぎるライバルがいる。同メディアも完成度を称える日本代表FW三笘薫だ。
「日本のスタープレイヤーである三笘薫は、今季もイングランドで素晴らしい時間を過ごしている。26歳の三笘は今季すでに11試合で7ゴールに関与している。おそらくはアンスも左ウイングでプレイしたいと思っているのだろうが、左ウイングは三笘が好むポジションだ」
今のところ、疲労などのトラブルがない限り左ウイングは三笘が先発で固定されている。最近は対戦相手の徹底対策に苦戦しているところもあるが、それでもブライトンの攻撃に三笘は欠かせない。他にも2列目はジョアン・ペドロやシモン・アディングラ、ソリー・マーチなど実力者がおり、守備への貢献を含めてファティが2列目で先発を掴むのは容易ではないだろう。