日本代表が国際Aマッチ5連勝! カナダ代表を4発粉砕、田中碧は2ゴール

A代表フレンドリーマッチ

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MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2023が13日に開催され、日本代表とカナダ代表が対戦した。

9月シリーズで欧州遠征を実施した日本代表は、ドイツ代表に4-1、トルコ代表に4-2と大勝を飾り、現在は国際Aマッチ4連勝中と波に乗っている。欧州遠征の良い雰囲気を持ち込みたい10月シリーズの初陣では、現在FIFAランキングで44位のカナダ代表とホームで対戦。FIFAワールドカップカタール2022の直前に行われた国際親善試合では、1-2と黒星を喫した相手に、新潟県に位置する『デンカビッグスワンスタジアム』でリベンジを狙う。

日本代表を率いる森保一監督は、冨安健洋、遠藤航、伊東純也といった主力をスターティングメンバーとして送り出した。FIFAワールドカップカタール2022以来の復帰を果たした南野拓実も先発に名を連ねており、ケガの影響でカタール行きが叶わなかった中山雄太も昨年9月以来となる日本代表のピッチに帰ってきた。一方、カナダ代表はバイエルンの左サイドで立ち位置を確立しているアルフォンソ・デイヴィス、リールで得点を量産するジョナサン・デイヴィッド、セルティックで数多くの日本人選手と共闘しているアリスター・ジョンストンら先発に名を連ねた。

【スコア】

日本代表 4-1 カナダ代表

【得点者】

1-0 2分 田中碧(日本代表)

2-0 40分 アルフォンソ・デイヴィス(OG/日本代表)

3-0 42分 中村敬斗(日本代表)

4-0 49分 田中碧(日本代表)

4-1 89分 デイヴィッド・ホイレット(カナダ代表)

https://news.yahoo.co.jp/articles/cd27d531e07d477e15b1aab577b2754f45922822

田中碧は2ゴールの活躍

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試合はキックオフ直後に動く。1分、敵陣右サイド内側のスペースで毎熊晟矢からのスルーパスを引き出した南野がマイナスに折り返すと、このボールをフィニッシュに持ち込むことはできなかったものの、ここから高い位置でボールを奪い返し続けて波状攻撃へ。最後はペナルティエリア手前でクリアボールを拾った田中碧が右足を振り抜くと、ディフレクションした一撃がゴールに吸い込まれ、早々と日本代表が先手を取った。

勢いに乗った日本代表は6分、敵陣でセカンドボールを回収した中山が、田中、中村敬斗を経由して再びリターンパスを受け、左サイド高い位置からクロスボールを送る。中央へ飛び込んできた伊東が左足で合わせたが、シュートはジャストミートせずにGKにキャッチされた。

1点ビハインドとなったカナダ代表はなかなか危険なエリアに侵入することができなかったが、19分には左サイドから攻撃をスタート。A・デイヴィスがJ・デイヴィッドとのパス交換からペナルティエリアに侵入すると、飛び出してきたGK大迫敬介に倒される。当初笛は吹かれなかったものの、オンフィールドレビュー(OFR)を経て判定が変更。カナダ代表にPKが与えられた。キッカーを務めるのはJ・デイヴィッド。ゴール中央にグラウンダーのシュートを放ったものの、ここはGK大迫が足を残して弾き出す。日本代表としては難を逃れる形となった。

大ピンチを切り抜けた日本代表は27分、南野がペナルティエリア手前で倒されてフリーキックを獲得する。このフリーキックを中村が右足で狙ったが、強烈なシュートはクロスバーをかすめて枠の外へ外れた。

その後もフィニッシュまで持ち込むシーンを増やしていた日本代表は40分、中山からのパスを起点に浅野拓磨、中村、田中とボールが繋がり、ペナルティエリア左で浅野がボールを持つと、GKと最終ラインの間へグラウンダーのボールを送る。下がりながらの対応となったA・デイヴィスはこのボールを処理しきれず、GKに当たってゴールに吸い込まれ、日本代表がリードを広げた。

続く42分にはカナダ代表の最終ラインに全速力でプレスをかけた浅野がボールを奪い取り、スピードを上げてペナルティエリアまでボールを持ち運ぶ。体を寄せられながらも粘りを見せ、左に渡すと、並走していた中村が体制を立て直して右足でゴールネットを揺らした。中村のトルコ代表戦に続く2試合連続ゴールにより、前半は日本代表の3点リードで終了している。

後半の立ち上がりにも田中が大仕事。敵陣低い位置で前を向いた中山が左足で浮き球のボールを送ると、内側のスペースでボールを引き出した南野が浮き球でペナルティエリア手前へ繋ぐ。反応した伊東がボックス内へ繋ぐと、抜け出した田中が強烈なボレーシュートを叩き込んだ。田中のこの日2点目で、日本代表が4点目を記録した。

後半も素晴らしい入りを見せた日本代表はその後も主導権を握ったが、58分には中村が負傷するアクシデントが発生。プレー続行は不可能となり、旗手怜央、そして遠藤に代えて伊藤敦樹が送り出された。72分には自陣で長いボールに反応した浅野が頭で落とすと、待っていた旗手がスルーパスを供給。敵陣に侵入した浅野はボックスまでは持ち込めなかったものの、こぼれ球を拾った南野がペナルティエリア右から右足を振り抜く。だが、シュートはジャストミートせずにゴール左へと外れた。

試合終了間際にはゴール前でのこぼれ球をデイヴィッド・ホイレットに押し込まれ、1点を返されたが、試合はこのままタイムアップ。日本代表が国際Aマッチ5試合連続で4ゴール以上を記録し、5連勝を飾った。

この後、日本代表は17日に『ノエビアスタジアム神戸』にてキリンチャレンジカップ2023のチュニジア代表戦に臨む。

コメント

  1. 名無し より:

    日本強くなってカナダ弱くなったなあ
    ケイト軽傷であってくれ

  2. 名無し より:

    これだけメンバー落としても大丈夫ならアジアカップ期待できそうやな

  3. 名無し より:

    あれは骨折しててもおかしく無いくらいやばい入り方してたからね・・・捻挫くらいで住めばいいけど。

  4. 名無し より:

    ケイトの怪我と最後の無駄な失点であんまり喜べないな…

  5. 名無し より:

    中村痛そうにしてたもんね
    軽傷であることを祈ろう

  6. 名無し より:

    アキレス腱断裂のニュース見たんだけど、間違いであってほしい

  7. 名無し より:

    中村敬斗の怪我さえなければ気持ちのいい勝利だったんだけどなあ

  8. 名無し より:

    トルコにしてもカナダにしても荒さだけが
    売りの国なのか?
    この2試合だけで本来なら3人ぐらい退場してるだろ。

  9. 名無し より:

    4ゴール決めたとはいえ、決定力とラストプレーの質が気になった。
    主力組についてはいうまでもなく、毎熊と中山が印象に残った。
    現在の川辺、橋岡あたりが代表に相応しいかは疑問が残るかな。
    中村の怪我が深刻なものでないことをただ願うばかり。

  10. 名無し より:

    カナダの奴は技術でもスピードでも完璧に負けて前を取りきられて暫くしてからの、悔しいから壊したろ!で最低だった
    ケイトはボールも前に蹴り出してたし走り出してる後ろから足だけ狙って真後ろスライディングとか…
    小野伸二の時と同じだろ、超上手い選手が受ける洗礼はあるけどそれを遥かに超えたカンフープレー

  11. 名無し より:

    中山がアキレス腱断裂の大怪我から代表復帰して喜んでたら中村が削られた 
    なんつーか削られての怪我って1番胸がもやもやなる

  12. 名無し より:

    >>12
    もし追いやれる選手が出てきたなら、それは日本がさらに強豪国に近づいたってことだから歓迎だけどな

  13. 名無し より:

    前を走ってる人間に後からスライディングってするか?
    ボールの前に先ずは足があるのに…
    しかも足裏見せながら…
    どうやってボール捕るつもりだよw
    ケイトを走って追いかけてから、足に後からドロップキックして故意じゃないとかあるか?

  14. 名無し より:

    浅野に田中と大活躍だったな
    ただこのチームの本当の生命線って伊東だよな

  15. 名無し より:

    >>8
    日本を舐めてんだよ。ボコされると面喰らって悔しくてラフプレーに走る。弱いくせにプライドだけは高いからこんなことになる。大人しく負けときゃいいのにな雑魚らしく

  16. 名無し より:

    >>8
    日本の速さに対応できてないからこうなる。1,2テンポタイミング遅れるからボールに届いたつもりが相手の脚踏んだり削ったりすることになる。実力が劣ってる証拠。中韓北なんていっつもそれ。

  17. 名無し より:

    >>13
    それはありがたいが、実際には長期政権だと代謝がな…
    その辺はどの業界でも難しいな

  18. 名無し より:

    後味最悪の試合だな
    誰かが怪我した後の試合は、日本が大勝しようがどうでもよくなる。
    犯罪者にはイエローカードのみ。
    これでセルティックに戻って自分だけサッカーするなんて許せない。

  19. 名無し より:

    4年前のカタールW杯前の親善試合ではカナダが勝ったんだが
    今回は逆にボコボコにした日本
    全体的にうまく機能してた、南野は復帰したかな

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