キリンチャレンジカップ2023が17日に行われ、日本代表はチュニジア代表を2-0で下した。試合後、ボランチとして先発出場を果たした守田英正(スポルティング/ポルトガル)がインタビューに応じた。
チュニジア戦で攻守において躍動した守田は、「相手が結構堅かったですし、奪いに行く時は迫力持ってきてたので、どのタイミングで(自分が)前に上がっていくか掴むのが、時間がかかった」と試合を分析。「前半1点良い形で取れたので、相手が引いたと思う。あれがなかったら、前半はちょっと手応えが薄かった」と反省を口にした。
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チュニジア戦を振り返った守田英正
一方で、「選手の質で上回った」と述べながら、「相手の弱点をちゃんと見つけて、そこを選手同士でプレーしてピッチ内で解決できる力を今は持っているし、時間だけ使って何も生まれないようなことは、以前と違って無くなってきている気がする」と日本代表の進化を明かしている。
また、「点を取ってきつくなってきたら、5-4でブロックを組みすぎる癖がある。ボールを持つことを怖がったり逃げ始める」と先制しながら追いつかれ、最終的にPK戦で敗れたカタールW杯のクロアチア戦を例に挙げ、日本代表のウイークポイントを指摘。「時間帯によっては仕方ないが、保身的な考えで守備から入るのは、僕は好きではない」と改善点を掲げ、来月から始まる北中米ワールドカップアジア2次予選に向けて、修正が必要だとコメントした。