21日のラ・リーガ第10節、レアル・ソシエダは本拠地レアレ・アレナでのマジョルカ戦に1-0で勝利した。この試合で好セーブを連発したGKアレックス・レミーロは、チームの決勝点を導いたMF久保建英を称賛している。
インターナショナルウィークを終えて、日本からスペインに戻った久保。この古巣マジョルカ戦ではやはり疲労が考慮されてベンチスタートとなったが、それでも60分から出場して結果を残している。
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久保建英、途中出場から決勝アシスト
いつも通り右サイドに位置した久保は64分、ほぼノーモーションの極めて振りの速い左足キックで、ボールをペナルティーエリア内に送る。これにMFブライス・メンデスが頭で合わせてソシエダの決勝点を記録した。久保が一瞬間で放ったそのクロスの精度はまさに正確無比で、B・メンデスはジャンプすら必要としなかった。
この一戦で、マジョルカの決定機を何度も防いだもう一人の勝利の立役者、レミーロも久保の活躍に舌を巻く。スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューで、久保の存在について次のように語っている。
「後半、僕たちはタケの投入によって、ペナルティーエリアに到達できるようになったね。そしてタケのクオリティーによって、その内一つのチャンスを物にした。ブライス・メンデスに送ったボールはスペクタクルだったよ」
「タケは本当に器用な選手で、僕たちに多くのものをもたらしてくれる。もっとやってくれるだろうし、だから自分たちから要求もしていきたい。僕たちは彼を信頼している。本当に決定的な存在だよ」
「あのクロスは凄まじく、ブライスはジャンプする必要すらなかった。ただブライスの動き出しも良かったし、相手選手を引き寄せたFWたちも良かったはずだ。全員で決めたゴラッソだったんだと思うよ」