PSGがミランを粉砕! エンバぺの先制弾にコロ・ムアニ、イ・ガンインが続き3発快勝

CL・EL・ECL

1

チャンピオンズリーグ(CL)・グループF第3節が25日に行われ、パリ・サンジェルマン(PSG/フランス)とミラン(イタリア)が対戦した。

“死の組”と称されるグループFにおいて、PSGは初陣のドルトムント(ドイツ)戦こそ2-0で白星を飾ったが、前節はニューカッスル(イングランド)とのアウェイゲームで1-4と大敗を喫した。一方のミランはここまでの2試合をスコアレスドローで終えている。現状どのクラブも突破を狙える状況の中、抜け出すのはどのクラブとなるだろうか。

PSGはマルキーニョス、ウスマン・デンベレ、キリアン・エンバぺらの主力が軒並みスターティングメンバーに並んだ。一方、ミランも直近のセリエA第9節ユヴェントス戦(●0-1)を出場停止のため欠場したGKマイク・メニャンとテオ・エルナンデスを筆頭に、タイアニ・ラインデルス、ラファエル・レオン、オリヴィエ・ジルーらが先発に名を連ねた。

【スコア】

パリ・サンジェルマン 3-0 ミラン

【得点者】

1-0 32分 キリアン・エンバぺ(パリ・サンジェルマン)

2-0 53分 ランダル・コロ・ムアニ(パリ・サンジェルマン)

3-0 89分 イ・ガンイン(パリ・サンジェルマン)

https://news.yahoo.co.jp/articles/53d351e06f7a134f2fb5bac4ad3eb92116739243

エンバぺのゴールを皮切りにPSGが3ゴールを記録

2

試合は拮抗したまま時間が経過。エンバぺ、R・レオンと両チームの“エース”がフィニッシュまで持ち込むシーンを作りながらも、なかなかゴールネットを揺らすには至らない。

このような状況で迎えた32分、遂に試合の均衡が破れる。PSGはワレン・ザイール・エムリが中央をドリブルで前進し、左斜め前の方向へパスを繋ぐと、ボールを引き取ったエンバぺがドリブルをスタート。巧みなボールタッチから右足を振り抜くと、フィカヨ・トモリの股下を射抜くシュートがニアサイドに吸い込まれた。PSGが先手を取ってハーフタイムに突入している。

後半に入ると立ち上がりに再び試合が動く。48分、ミランの最終ラインでの繋ぎが乱れた隙を見逃さず、マヌエル・ウガルテがボールを奪うと、ルーズボールを拾ったヴィティーニャがダイレクトで右サイドへ繋ぐ。ボールを引き取ったデンべレはペナルティエリア右からカットインして左足を振り、ファーサイドに流し込んだ。PSGがリードを広げたかに思えたが、オンフィールドレビュー(OFR)を経て判定が変更。ウガルテがボールを奪ったシーンでのファウルが認められ、得点は取り消しとなった。

それでも、PSGは53分に左コーナーキックを獲得すると、クイックリスタートによりデンベレがペナルティエリア左でパスを受ける。切り返しから左足でシュートを放つと、ここはGKメニャンに弾かれたが、こぼれ球をランダル・コロ・ムアニが押し込んだ。コロ・ムアニの今季CL初ゴールでPSGがリードを広げた。

その後もPSGがチャンスの数を増やす中、ミランは数少ないチャンスを決定機に繋げる。右サイドでボールを奪ったクリスティアン・プリシッチがドリブルで中央へ持ち運び、スルーパスを通すと、抜け出したR・レオンがペナルティエリア左からフィニッシュ。右足でニアサイドを狙ったが、シュートはわずかに枠を外れた。

PSGは82分にペナルティエリア左でビティーニャからのパスを受けたエンバぺが右足を振り抜くも、シュートはGKメニャンに防がれる。追加点のチャンスを逃したが、それでも直後の89分には再びゴールに襲いかかる。右サイドをドリブルで持ち運んだザイール・エムリがマイナスへ折り返すと、ゴンサロ・ラモスがスルーし、最後はイ・ガンインが左足一閃。鋭い一撃を叩き込み、勝利を決定付けた。

試合はこのままタイムアップ。PSGはホームで3ゴールを奪い、決勝トーナメント進出に向けて大きな白星を手にした。一方のミランはグループステージ突破に向けて後がない状況に立たされた。

次節のCLは11月7日に開催される。今度はミランのホームに移り、同カードの一戦が行われる予定だ。

コメント

  1. 名無し より:

    イガンインうますぎる

タイトルとURLをコピーしました