ドイツ1部ケルンとキットサプライヤーのhummelは30日、毎年の恒例となっている「カーニバル限定ユニフォーム」を発表した。
ケルンの街で開催されるカーニバルはドイツ三大カーニバルの一つに数えられ、この時期になるとクラブでも特別ユニフォームでカーニバルに“参加”する。
毎年ユニークなデザインが話題となるケルンのカーニバルユニフォーム。23-24シーズンはチームのマスコットであるヤギの「ヘネス9世」が主役だ。シンプルに見えて、実はかなり凝ったデザインとなっている。
今回のユニフォームの正式名称は「Fastelovend(ファステルオーヴェンド/カーニバルの夜)」ケルンの人々にとってカーニバルは1年で最も重要な行事と言えるほどの存在。そのためこの時期に合わせてクラブは特別なユニフォームを用意する。
パンツとソックスもカーニバルユニフォーム専用の物を用意。どちらもレッドを基調とし、パンツの脇にはシャツと同じグラフィックをあしらう。
実はこのストライプのようなグラフィックこそが、今回の主役であるヘネス9世だ。ケルンのカーニバルは伝統的に11月11日11時11分に始まる。襟内側のデザインからは、その瞬間が待ちきれないと言わんばかりのワクワクした雰囲気が伝わってくる。
ゴールドで彩られたストライプのようなグラフィックは、マスコットのヘネス9世を連なるように描いたもの。右袖には道化師(ピエロ)の帽子、ケルン大聖堂、市の紋章の王冠を金色で刺繍する。まさにカーニバルならではの特別感あるデザインである。
前述のようにカーニバルは11月11日にスタートするため、カーニバルユニフォームは毎年その日に最も近いホームゲームで着用する。今年は11月4日に行われるブンデスリーガ第10節アウクスブルク戦で着用予定だ。
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