
新天地での船出は、順調とは言えないものとなった。だが、シーズンはまだ長い。
ラツィオの鎌田大地はこの1か月、出場機会が減っている。セリエA開幕から4試合は先発出場したが、直近はベンチスタートが定番に。ルイス・アルベルトがピッチを離れてからの、終盤の投入が常となりつつある。
移籍先を選ぶ際に重視したチャンピオンズリーグ(CL)でも、グループステージ第3節でスタメンから外れた。マウリツィオ・サッリ監督は鎌田を評価するコメントを残しているが、選手本人にとって難しい状況が続いているのも確かだ。
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「完全にプレーする準備が整ったと思う」

それでも、ラツィオの中盤で活躍したレジェンドOBの元ブラジル代表エルナネスは、ラツィオ専門サイト『La Lazio Siamo Noi』で、「(同じく新戦力のマテオ・)ゲンドゥジとカマダは完全にプレーする準備が整ったと思う」と話している。
「私は良い選手たちだと思うし、セルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチを筆頭に重要な選手たちが去って、CLとリーグ戦の2つの大会を戦っていくから、彼らが必要だと思う」
「彼らへの期待は大きい。序盤にすぐ一気にスタートできないのは普通のことだ。状況を理解する必要もある。新チームに来て、多くを期待されている中で、すぐに溶け込むのは簡単じゃない」
CLフェイエノールト戦の手痛い黒星で批判を浴びたラツィオだが、10月30日に行われたセリエA第10節では、終了間際のチーロ・インモービレのPKで難敵フィオレンティーナに1-0で勝利した。
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