
レアル・ソシエダの久保建英は、現地時間11月4日(日本時間5日)に行われたバルセロナとのゲームでフル出場を果たし、チームは0-1で敗れたものの、かつての所属クラブを相手に随所で光るプレーをみせた。
そして、スペイン国内ではもう一つの古巣であるレアル・マドリーをめぐっての話題も伝えられている。スペインニュースサイト『ElNacional.cat』が今季ここまで高いパフォーマンスを続ける久保の復帰を望むとするビッグクラブの新たな動きについて言及した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7534ea48e39cf4e42c2bdc645ed4e6fe3ce49627
評価を上げ続ける久保を呼び戻すために、レアルはどんな策を練るのだろうか

現地時間11月5日(同6日)配信となったトピックでは「レアル・マドリーは、タケフサ・クボをチームに迎え入れるという考えに固執している。フロレンティーノ・ペレスは、彼がチームの攻撃的な部分にとって必要な補強であると確信している」と日本人MFの再獲得への強い想いを綴っている。
その上で、レアル・ソシエダ移籍以降の成長にも触れ「この22歳のストライカーは、ヨーロッパで最も優れた選手の1人となり、素晴らしいパフォーマンスを披露している。このことが、サンティアゴ・ベルナベウが彼を呼び戻す決断を下す後押しとなった」と今後の重要な戦力になり得ると強調。その上で通常の移籍金の半額となる3000万ユーロでの「買戻し」が可能であると指摘しながら、レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督に「別のプラン」と称する移籍のパターンがあると明かしている。
その内容は、24歳のMFブラヒム・ディアスと久保を交換するというもの。同メディアは今季、ディアスのスタメン出場が1試合にとどまるなど、指揮官の構想外であることなどを理由に挙げ「常にベンチ生活を強いられることになった彼を交渉に加えることで、チュリ・ウリデン(レアル・ソシエダの愛称)とカードを交換できる」と主張。
また、久保を放出する形になるレアル・ソシエダについては、「クラブの大スターを失うことになるソシエダ側にとって、この提案は非常に恐ろしいものではあるものの、それと引き換えに同じようなプロフィールを持ち、同じ役割を担い、クボの代役となり得る選手を取り込むことになる」と見通している。
