サッカー日本代表は16日、FIFAワールドカップ2026アジア2次予選兼AFCアジアカップ2027予選の初戦でサッカーミャンマー代表と対戦し、5-0で快勝した。MF佐野海舟は後半開始からピッチに立ち、A代表デビューを果たしている。中盤でともにプレーしたMF守田英正や、森保一監督が佐野を評価した。
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「守備から攻撃へのつなぎ役になる、鹿島で見せているプレーを代表でも見せてくれた」
67分に交代出場した守田は、佐野と中盤の後ろでコンビを組んだ。佐野について「何でもできるなと思うし、容姿も自分に似てる」と評価した守田は「喋らないが、職人っぽく黙ってやるみたいなタイプ」と形容した。
守田は当初アンカーに入り、それまでMF田中碧と組んでいた佐野を前に押し上げる役割を担おうとしたという。たた「あんまり佐野も前に行かなかった」と振り返り、話し合ったことを明かしている。もっともミャンマーの守備的な布陣の影響もあってか、守田自身も「役割もポジショニングも、何が正解か分からなかった」と語っている。
一方、森保監督は佐野について、主に守備を評価した。ボールを奪い、チームのプレーに連続性を持たせた役割を評価しつつ「守備から攻撃へのつなぎ役になる、鹿島で見せているプレーを代表でも見せてくれた」と分析した。
「攻撃の力もある選手だと思うが、パスのクオリティや攻撃、戦術面ではチームになじんでいない」と森保監督は課題も指摘。個人としてレベルアップし、守備を磨きながら攻撃面でもチームに貢献してほしいと要望している。