【セルジオ越後】これぞ最終予選、緊張感ある試合が好き「実質10人」守備的戦術も、よく我慢した

W杯アジア最終予選A代表
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<FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選:サウジアラビア0-2日本>◇10日(日本時間11日)◇第3戦◇キング・アブドゥラー・スポーツ・シティー

これだけ守る日本は珍しいね。左ウイングバック(WB)の三笘と右WBの堂安は、ほとんどサイドバックをやっていた。3バックと、その前のダブルボランチ遠藤、守田が最終ライン前のガードマン役をしていた。GK鈴木を含め、日本は8人で守った。さらに2列目の南野と鎌田も守備の比重が多く、実質10人で守っていた印象だね。

https://news.yahoo.co.jp/articles/70028b95a6912c098385800a9c4d47f60c8469ba

こういう戦いを目にすると「W杯予選が始まったな」という気持ちになる


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典型的なアウェーの戦いだ。ただ、日本の持ち味を消してまで守りの意識を高め、敵地でサウジアラビアに2-0で勝ったことは素晴らしい。特に前半は守備の時間帯が長かったけど、みんなよく我慢したね。勝っていたこともあり、後半も実質5バックで無失点。W杯本大会に向けて1つのオプションが生まれたな。

一方で、森保監督が常に言っている「いい守りからいい攻撃」にはならなかったね。でも「いい守り」はできたから、それも悪くない。こういう戦いを目にすると「W杯予選が始まったな」という気持ちになる。なかなか2点目が入らなくて歯がゆい時間が長かったけれど、いいんだよ、アウェーなんだから。

今後の課題として、守備的な戦術の時に三笘のドリブルをどう生かすかを工夫する必要はあるね。この日の戦いなら、別にそのポジションには三笘じゃなくてもいいわけだからね。せっかくのドリブラーがもったいないかな。三笘は2年前のW杯カタール大会では途中から出場していたしね。戦術や投入するタイミングも含めて、もっと生かすことができる方法を考えていかないといけないね。

これで15日のオーストラリア戦(埼玉)に勝てば、W杯出場権が確保できる2位以内が、ほぼ確実になるだろう。最終予選は全10試合。試合が進むにつれ、勝ち点計算が本格的になり、相手の戦い方も変わってくる。その中で、日本は相手をどう料理するか、工夫しながら戦術のバリエーションを増やしていけばいい。本当の狙いは、W杯本大会にあるわけだから。

3戦目が終わった。バーレーン(インドネシアと2-2)や中国(オーストラリアに1-3)は、点がどんどん入って大差だった。でも個人的には、この日のサウジアラビア戦のような緊張感ある試合の方が好きだね。これぞ最終予選だ。

次節は15日に行われ、日本代表は『埼玉スタジアム2002』にてオーストラリア代表と対戦する。

コメント

  1. 匿名 より:

    5バック化してウイングが死ぬのは東京五輪でも見たよね。あの時はかなり三笘も気の毒だった
    伊藤や冨安が戻ってきて試合中に可変出来たら面白いけど、代表の練習時間じゃ無理よね

  2. 匿名 より:

    めちゃくちゃまともなコメントだ

  3. 匿名 より:

    まともな事言ってどうした?
    頭打った?

  4. 匿名 より:

    ブラジルが勝って4位浮上したから心が満たされてるのかも

  5. 匿名 より:

    映画版セルジオ

  6. 匿名 より:

    そりゃー他所はまともじゃない時しかまとめないからね

  7. 匿名 より:

    前田、堂安で固く行くのもありだけど、両翼が難しいね。

  8. 匿名 より:

    今回は、前田→三笘って感じの投入の方がいい

  9. 匿名 より:

    普通に良いコメントで草

  10. 匿名 より:

    機嫌が良いな

  11. 匿名 より:

    ライターが変わったな。

  12. 匿名 より:

    お迎えが来たのかと不安になるから褒めないで欲しい

  13. 匿名 より:

    珍しくまともなセル爺
    中東アウェイを甘く見てるキッズが多すぎるからな

  14. 匿名 より:

    テレビ版のゴーストライターと劇場版のゴーストライターがいるのかな

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