
日本代表は16日、パナソニックスタジアム吹田で行われた初戦のミャンマー戦に5-0で勝利。欧州組の疲労の影響もあってターンオーバー布陣で臨んだものの、エースのFW上田綺世がハットトリックを達成したほか、守備でも被シュート0本で完封し、力の差が明確に表れた一戦となった。
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AFCが最終的に決めることだとは思うけど、選手側から意見を言っていくのもありかもしれない

その一方、力の差がある2次予選だからこそ試せることもあったのも事実だ。ミャンマー戦では森保一監督がターンオーバー布陣の採用を決断し、普段は中盤の軸を担う遠藤は温存。この選択については遠藤も「2次予選はターンオーバーできるだけの力が日本はあるということで、そこは最大限活かすべきだと個人的には思っている。2次予選の戦いを考えながらやっていければいい」と前向きに受け止めていた。
続けて遠藤は「選手であれば毎試合出たいと思ってはいるけど、そこはトータル的にチームが最大限に力を発揮するためにどうしたらいいかを監督が考えていると思う。僕もキャプテンだからといって毎試合使わなくていいですよと話したことがあるし、実力の世界なので自分のパフォーマンスが悪ければキャプテンだろうと外されるべきだと思っている」と明かし、「2次予選をターンオーバーでやっていくのは理にかなっているとは思う。監督の判断を尊重している」と理解を示した。
21日のシリア戦では遠藤ら主力組が先発濃厚。対戦相手が初戦とは異なるとはいえ、ターンオーバー布陣が成功した後であるだけに、より勝利のプレッシャーがかかる試合となる。また2次予選の大会方式変更に向けた気運を作っていくのならば、なおさらだ。
「個人的なパフォーマンスはもちろんそうだけど、チームとして負けられない。次(シリア)は普段戦っているメンバーが出ると個人的には予想しているので、そこは負けられない戦いというか、アウェーの中でも勝たないといけないところかなと思う」
シリアは初戦の北朝鮮戦に続いて2試合ともホームゲームが続くため、コンディション面ではシリアが有利。それでも遠藤は「もちろんコンディション面では、向こうにもしかしたらアドバンテージがあるかもしれないけど、それでも勝っていかないといけないのが僕たち」と力を込め、力強く開幕2連勝を誓った。
