マンU、チェルシーとの“ビッグクラブ対決”を制す！　マクトミネイが2ゴールで勝利に貢献

試合は、前半から両者がシュートを打ち合う乱打戦に。そんななか、19分にホームのマンチェスター・ユナイテッドがスコアを動かす。チェルシーのカウンターを相手陣内でカットすると、ボールを奪取したソフィアン・アムラバトが左サイドへと展開。ブルーノ・フェルナンデスのパスを、アレハンドロ・ガルナチョがライン側で折り返し、ハリー・マグワイアのシュートの跳ね返りを、スコット・マクトミネイがトラップから冷静に流し込み、マンチェスター・ユナイテッドが先制に成功した。

対するチェルシーも、前半終了間際の45分にポゼッションでプレスを打開しながら、センターバックのチアゴ・シウバが鋭い縦パスを差し込むと、ボールを受けたミハイロ・ムドリクが、ボックス正面に走り込んだコール・パルマーに繋ぐ。細かいタッチで持ち運び、相手DFのタイミングを一瞬ずらして放ったシュートは、パスのようにネットへと吸い込まれ、チェルシーが貴重な同点弾を奪った。

大観衆の声援を受けて攻勢を強めるマンチェスター・ユナイテッドだったが、またもマクトミネイがネットを揺らす。69分に中盤でマグワイアがボールを引き出し、素早くセルヒオ・レギロンに繋ぐと、左サイドで待つガルナチョへとパスを送り、右足に持ち替えてクロスを送る。2列目から走り込んできたマクトミネイが、ファーサイドで相手とのコンタクトを制して頭で合わせ、貴重な勝ち越しゴールをマークした。