マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、「2023 FIFAクラブワールドカップ サウジアラビア」準決勝に向けた意気込みを語った。18日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。
6大陸王者と開催国王者を合わせた合計7チームが参加する現行方式としては最後の開催となる今回のクラブW杯。昨シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)を制覇したマンチェスター・シティは“欧州王者”として現地時間19日の準決勝に登場する。南米王者フルミネンセが待つ決勝進出をかけて激突するのはアジア王者の浦和レッズ。3度目の出場となる今大会は準々決勝で北中米カリブ王者クラブ・レオンを1-0で下している。
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マンチェスター・シティを率いるグアルディオラ監督
過去にはバルセロナ時代に2度、バイエルン時代に1度クラブW杯に参戦し、いずれの大会でも優勝カップを掲げているグアルディオラ監督。「マンチェスター・シティにとっては初めての大会であり、ここに来ることができて非常に光栄に思うよ」と前置きしつつ、「このコンペティションで勝つのは簡単なことではないし、選手たちもそれを理解している。だからこそ、明日は良いプレーをしなければならない」と意気込みを示した。
続けて、52歳の世界的名将は対戦相手の浦和レッズについても言及。日本代表が昨年のFIFAワールドカップカタール2022で強豪ひしめく“死の組”を首位通過し、直近の国際Aマッチで破竹の8連勝を記録するなど好調を維持している点を念頭に、次のように“アジア王者”への警戒感を示した。
「決勝へ進出するためには、まずは厄介な準決勝を突破しなければならない。日本代表チームについて言えば、彼れは試合巧者だしドイツ代表を破っている。昨年のワールドカップを見れば分かることだ。日本のサッカーは過去10年で信じられないほど成長した。彼らは鋭く、トランジションが速く、多くの場面において予測不可能な動きをする。彼らをとてもリスペクトしているよ。もちろん、我々が決勝に進出したいと思っている」