ラツィオのクラウディオ・ロティート会長が日本代表MF鎌田大地の残留を望んでいると、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が28日に伝えている。
昨シーズンはリーグ戦2位の好成績を収めたものの、今シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内から7ポイントの9位に低迷するラツィオ。まもなく冬の移籍市場が解禁となる中、イタリア紙がメルカート事情に注目した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/552bd34a1dccf906d716939c54cba2d6e00c4237
「ロティート会長は彼を引き留めるために全力を尽くすだろう」
「インサイドハーフに関するラツィオの決定」との小見出しをつけて鎌田らで構成される中盤に言及。「飛び出しを特徴とするMFが優先事項かもしれない」と綴り、マレク・ハムシクのようなタイプの選手が補強のターゲットになる可能性を指摘した。
そして鎌田の去就については、「(シーズン終了後に)契約切れとなるため、自らの運命を思いのままにできる。契約を延長して来シーズンもラツィオにとどまることは難しいだろう」と説明。しかし「ロティート会長は、わずかなチャンスしかないにもかかわらず、彼を引き留めるために全力を尽くすだろう」と綴り、ラツィオ会長は「来年1月、ほぼ確実にアジアカップへ出発するだろう」日本代表MFの残留を願っているとの見方を示した。
また、「典型的な8番」であるマテオ・ゲンドゥージも攻撃参加へ適応し始めているうえ、10番のルイス・アルベルトも「現在と未来のレギュラー」であり、「クラブはすぐさま新たなIHを獲得することに確信を持てず、ためらっている」と主張。来年1月の移籍期間でIHを補強する可能性は低いと予想した。