冨安健洋が所属するアーセナルは1月7日、FAカップの3回戦でリバプールとホームで対戦する。
この一戦の前日会見に臨んだミケル・アルテタ監督が、1月の補強についてコメントした。6日に英公共放送『BBC』が伝えている。
「まずは今いる選手たちと戦うつもりだ」
一部ではFWやSBの選手を獲得すると報道されているなか、指揮官は「確かに移籍市場は開いているが…」と前置きしつつ、クラブの冬の動きを次のように語った。
「我々は所属している選手を最大限に活用すべきだと考えている。まずは今いる選手たちと戦うつもりだ」
さらに1月に補強を行なわない可能性もあるのかという問いに対し「その可能性はあるだろう」と答えた。
ただ左SBは、冨安がアジアカップでチームを離れるだけでなく、主力のオレクサンドル・ジンチェンコはふくらはぎを負傷。長期離脱中のユリアン・ティンベルを含めて人材難の状況に陥っている。
アルテタ監督は、このような現状について「大きな問題に対処しなければいけない。良い選択肢があるか考えたい」と話した。