3位アーセナルが「5」ポイント差で追う首位リヴァプールを本拠地『エミレーツスタジアム』に迎える第注目の上位対決。前節はアーセナルがノッティンガム・フォレストとの接戦を制し、リヴァプールがチェルシーに快勝するなど、両チームともに白星を手にしている。両者は今シーズンの全公式戦通じてここまで2度対戦し成績はリヴァプールの1勝1分。今シーズン3度目の対戦にして優勝争いの行方を占う“大一番”はどちらに軍配が上がるだろうか。
アーセナルはジョルジーニョ、デクラン・ライス、マルティン・ウーデゴーアが中盤を形成し、最前列にはカイ・ハフェルツを起用。ガブリエウ・ジェズスはベンチ外となっている。対するリヴァプールはアレクシス・マック・アリスターやディオゴ・ジョッタ、コーディ・ガクポらが先発に名を連ねた一方で、ドミニク・ソボスライが欠場。日本代表DF冨安健洋とMF遠藤航もメンバーから外れた。
【スコア】
アーセナル 3-1 リヴァプール
【得点者】
1-0 14分 ブカヨ・サカ(アーセナル)
1-1 45+3分 ガブリエウ・マガリャンイス(オウンゴール/リヴァプール)
2-1 67分 ガブリエウ・マルティネッリ(アーセナル)
3-1 90+2分 レアンドロ・トロサール(アーセナル)
https://news.yahoo.co.jp/articles/3cc2ceb575dbb01ee1329644c9155dcb271b813b
リヴァプールはアーセナルに敗れ16試合ぶり黒星
試合の均衡が破れたのは14分、アーセナルは後方から丁寧にボールを繋ぐと、中央でオレクサンドル・ジンチェンコのパスを受けたウーデゴーアがワンタッチで相手DFラインの背後へ展開。抜け出したハフェルツのシュートはGKアリソンに阻まれたが、こぼれ球をサカが押し込み先制に成功した。リードを許したリヴァプールは徐々にボール保持率を高め、右のトレント・アレクサンダー・アーノルドが何度か惜しいクロスを供給するも決定機には繋がらない。
その後はシュートシーンこそ少ないものの、インテンシティーの高い白熱した展開が続く。このまま前半終了かと思われた45+3分、ライアン・フラーフェンベルフがボックス内に浮き玉パスを送ると、これに反応したのはルイス・ディアス。ウィリアン・サリバと競り合いながらもボールに触れると、これがガブリエウ・マガリャンイスに当たってゴールに吸い込まれた。
後半の立ち上がりはリヴァプールのペースに。左のL・ディアスがカットインから際どいシュートを放てば、マック・アリスターはボックス外から強烈な右足でゴールを脅かす。やや劣勢だったアーセナルは52分、ジョルジーニョの縦パスをハフェルツが落とし、最後はウーデゴーアが左足で狙ったが、惜しくも枠を捉えることができない。
67分、ガブリエウがリヴァプールDFラインの背後へロングフィードを供給すると、フィルジル・ファン・ダイクとGKアリソンの連携ミスによりボールがこぼれる。これをマルティネッリが難なく流し込みアーセナルが勝ち越しに成功した。再びのビハインドを受けて攻勢を強めるリヴァプールは77分、右CKの流れからマック・アリスターが底弾道のミドルシュートを放ったが枠を外れる。
リヴァプールが攻勢を強める中で迎えた88分、ハフェルツの突破を止めたイブライマ・コナテにこの日2枚目のイエローカードが提示され退場処分に。すると90+2分、アーセナルは左サイドを独力で突破したレアンドロ・トロサールがGKアリソンの股を抜くシュートを沈め2点差に。試合はこのまま終了し、アーセナルが3連勝を飾った。対するリヴァプールはリーグ戦2敗目となっている。
コメント
このレベルでもDFの連携ミスは起きるんだから、冨安板倉もしゃあない