アタランタ、デ・ケテラーレの2発などでラツィオ撃破!ベンチ入りの鎌田大地は出番なしに終わる

鎌田大地セリエA

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セリエA第23節が4日に行われ、アタランタとラツィオが対戦した。

ここまで10勝4分7敗を記録し、勝ち点「34」の8位につけているラツィオは、直近のリーグ戦5試合で4勝1敗と好調を維持。4位アタランタとの重要な一戦に、指揮官を務めるマウリツィオ・サッリ監督はスペイン代表MFルイス・アルベルトら主力選手を先発に起用した一方、日本代表MF鎌田大地はベンチスタートに。結果次第では順位が入れ替わる直接対決での勝利を目指し、敵地『ゲヴィス・スタジアム』に乗り込んだ。

【スコア】

アタランタ 3-1 ラツィオ

【得点者】

1-0 16分 マリオ・パシャリッチ(アタランタ)

2-0 43分 シャルル・デ・ケテラーレ(PK/アタランタ)

3-0 76分 シャルル・デ・ケテラーレ(アタランタ)

3-1 84分 チーロ・インモービレ(PK/ラツィオ)

https://news.yahoo.co.jp/articles/7cfd6f4236085ac9685bf782f3dcff2593a49305

ラツィオ戦で2ゴールを挙げたデ・ケテラーレ

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試合は、立ち上がりからアタランタが支配する展開に。16分には、左サイドのライン際でボールを持ったマッテオ・ルッジェーリが、縦に流れたシャルル・デ・ケテラーレへとパスを送る。そのままファーサイドにクロスが蹴り込まれると、ジョルジョ・スカルヴィーニが頭で折り返し、マリオ・パシャリッチが胸トラップからボレーシュートを沈めて、アタランタが先制した。

なかなかチャンスを作れないラツィオも、26分にマテオ・ゲンドゥージがボックス手前でフリーキックを獲得。キッカーを務めたL・アルベルトが直接ゴールを狙うが、ファーサイドに放ったシュートは、わずかに枠の上へと外れてしまった。

すると、42分にアタランタが右サイドでコーナキックを獲得し、ゴール正面から流れたこぼれ球にスカルヴィーニが触れたボールがアダム・マルシッチのハンドを誘発。デ・ケテラーレが確実にPKを決めて、アタランタが貴重な追加点を奪った。前半アディショナルタイムにも、フリーキックからエミル・ホルムがクロスバー直撃のヘディングを放つなど、アタランタ優勢のままハーフタイムに突入した。

後半に入ると、ラツィオが前線からのプレスと縦に速い攻撃でアタランタのゴールに迫る回数が増え始める。対する、アタランタは61分に決定機を創出。自陣内でボール奪取に成功し、パシャリッチを経由してボールを受けたデ・ケテラーレがバイタルエリアへとドリブルで持ち運ぶ。外側に回るように駆け上がってきたパシャリッチにパスを送ると、ダイレクトでゴール前にクロスを供給。フリーとなっていたアレクセイ・ミランチュクが左足で合わせたものの、シュートはGKイヴァン・プロヴェデルの正面に飛んでしまった。

そんななか迎えた76分、自陣深くでボールを奪ったアタランタのカウンターが炸裂する。右サイドでパスを出したケテラーレが、ジャンルカ・スカマッカを経由して高い位置で再度ボールを受け直し、細かいタッチでボックス内へと侵入。マティアス・ベシーノと1vs1の局面を作り出すと、鋭いカットインからグランダーのシュートを放つ。股下を通過したボールは、ニアサイドに突き刺さり、アタランタがリードを3点に広げた。

意地を見せたいラツィオも、ゲンドゥージのパスからペナルティエリア内に抜け出したチーロ・インモービレが、相手選手に倒されてPKを奪取。GKの逆を突くキックを冷静に流し込み、ラツィオが1点を返した。しかし、反撃もここまで。結局、試合はそのまま3-1で終了し、勝利したアタランタが3ポイントを獲得した。

次節、アタランタは11日にアウェイでジェノアと対戦。ラツィオは10日にアウェイでカリアリと対戦する。

コメント

  1. 名無し より:

    ラツィオが勝ってたのも下位相手だしこんなものでしょ

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