
ブンデスリーガは9日に第21節が行われ、ドルトムントとフライブルクが対戦した。
リーグ戦ではここ8試合で3勝(4分け1敗)と勝点を伸ばしきれず4位のドルトムントと、連敗で7位に順位を落としたフライブルクの一戦。フライブルクは日本代表での活動を終えた堂安律がベンチに復帰し、敵地でのビッグマッチを迎えた。
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“抗議のテニスボール” …ピッチには何度もボールが投げ込まれ…
前半はホームのドルトムントが大歓声を受けて攻勢。16分にはザビッツァーのボックス内へのパスをフュルクルクが落とし、最後はマーレンが相手に囲まれながらも右足を振り抜いて鋭いシュートを突き刺した。終了間際には一時試合が中断するアクシデントもあったが、アディショナルタイムに見事なカウンターから再びフュルクルクのパスを受けたマーレンがネットを揺らし、ドルトムントが2点をリードして前半を折り返す。
後半序盤もドルトムントが主導権を握り、54分にはフュルクルクが決定機を迎えた。苦しい状況のフライブルクは、59分に2枚替え。復帰した堂安をピッチに送り出し、攻撃の活性化を図る。
その後はスタンドからテニスボールが投げ入れられて何度も中断する時間が続いたが、ドルトムントの優勢は変わらず、71分にはロイスのヘッドが枠をとらえる。一方のフライブルクは74分、堂安がカットインからシュートを放つと、その直後にも堂安が高い位置でカットしチャンスを作る。しかしその直後にロイスが2度決定機を迎えるなど、ホームチームが主導権を渡さない。
ドルトムントは87分、CKのこぼれ球からマートセンがクロスを送り、フュルクルクがヘッドで押し込んだ。今日が31歳の誕生日を迎えたドイツ代表FWのダメ押し弾もあり、ドルトムントが3-0で快勝を収めた。