
ドイツ2部デュッセルドルフの日本代表MF田中碧(25)を巡って、今夏にドイツ1部クラブが争奪戦を繰り広げそうだ。デュッセルドルフで好調をキープする田中は、日本代表に復帰した21日の北中米W杯アジア2次予選北朝鮮戦(国立)で決勝点をマーク。改めて存在発揮している中、来季から、ついに1部昇格する可能性が高まっている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0382843d2f0cb0b6bf2bd9f67eeef252c56517ea
ボルシアMG、シュツットガルト以外も参戦か

チーム自体が、入れ替え戦行きとなる3位ハンブルガーSVと勝ち点1差の4位につけており、1部昇格の可能性を残す。ただ、ドイツメディア「FUSSBALL・NEWS」によると、デュッセルドルフのダニエル・ティウネ監督は「彼が結果を出し、安定したパフォーマンスを見せれば、いつかは昇格すると信じているが、彼が我々と一緒にそれを実現するかどうかは分からない」とコメントした。
指揮官は、デュッセルドルフが1部昇格したとしても、残留には懐疑的な見方をした。契約が2025年夏までとなっており、田中は契約延長の意思がないとされることから、クラブ側にとっては今夏が最後の〝売り時〟なることも影響しているとみられる。
そんな田中を狙うのは、かねて関心を報じられている、ともにドイツ1部のボルシアMGとシュツットガルト。さらに同メディアは「田中は他クラブの補強リストにも載っており、Eフランクフルトは過去に注目していた。フライブルクとウニオン・ベルリンも中央の補強を求めている。田中はお買い得で、移籍金は300~350万ユーロ(約5億~5億7000万円)になるだろう」と指摘した。
