
https://news.yahoo.co.jp/articles/c12c8d551f3b6b06fb593e36d1f13bec8dbec398
横浜FMは川崎と0-0のドロー 下位からの脱出ならず
Jリーグは「このままでいいのか?」
横浜FM監督が怒りの“提言”「日本が世界を目指すならば」💬「日本のリーグが世界を目指していくのであれば、変えるべき点は間違いなくある」
【取材・文|城福達也】#ハリー・キューウェル #横浜F・マリノス https://t.co/FQPHX6El3X
— FOOTBALL ZONE (@zonewebofficial) April 3, 2024
前節の名古屋グランパス戦(1-2)では試合終盤の負傷交代が認められず、1人少ない状態のまま決勝点を献上したことで、激高したキューウェル監督は審判団に詰め寄り、イエローカードを提示されていた。今節の川崎戦でも、試合を通してジャッジに不満を露わにするジェスチャーを示していたなか、試合後の記者会見でJリーグのレフェリングの印象について尋ねられると、「正直、フラストレーションが溜まる試合だったのは間違いない」と、落ち着きを払いながらも、その言葉には怒りをにじませていた。
「サッカーを観に来ている方々は、何を観に来ているのか? それはエネルギッシュな選手の姿であったり、アグレッシブルなチームの姿勢であったりが求められている。そういった観点で考えた時に、本当にこのままでいいのか? と思っている。自分も決してサッカー経験が浅いわけではなく、何が正しくて、何が間違っているのか、ある程度は評価できる立場にある。どうやってサッカーをしたいかは、相手チーム次第だ。だが、何を観に来ているのか、ということは全員が認識したうえで、プレーを遅らせたり止めたりする場面が起きた時に、それをしっかり歩み寄って説明して促す、そういった振る舞いが必要ではないのか」
現役時代は世界最高峰のイングランド1部プレミアリーグで活躍した実績もあるキューウェル監督は「マンチェスター・シティ、トッテナム、リバプールがなぜアグレッシブルで速いサッカーをできるのか。それには理由がある。日本のリーグが世界を目指していくのであれば、そのレベルに我々が到達したいのであれば、変えるべき点は間違いなくある。だからこそフラストレーションが溜まるというコメントを残しておきたい」と、Jリーグがサッカーのレベルだけでなく、試合を取り巻く多くの要素で質の改善が必要であると強調していた。