セリエA優勝に迫っているインテルは、来季に向けて右サイドの強化が注目されている。候補のひとりと言われるのが、AZの菅原由勢だ。
シモーネ・インザーギ監督が採用する3-5-2の布陣で右WBを務めるのは、主にマッテオ・ダルミアンとデンゼル・ドゥムフリースだ。そのうち、後者がこの夏の去就が注目されている。
日本代表DFが依然としてターゲットのひとり
28歳になったオランダ代表は、インテルと2025年までの契約を結んでいる。つまり、延長に至らなければ、契約残り1年となるため、移籍金を得るためにクラブが売却する可能性は高い。
イタリアのメガクラブはすでに1月、タジョン・ブキャナンを獲得している。だが、出場機会に恵まれていない。また、インザーギ監督は左サイドでの起用を考えていると言われる。
そのため、インテルは以前から右サイドの補強の可能性が取りざたされてきた。その候補のひとりが菅原だ。『calciomercato.com』は4月18日、インテルが「以前から追っている」と、日本代表DFが依然としてターゲットのひとりと報じた。菅原の現在の契約も2025年までだ。
一方で、もうひとりの候補とされたのが、マンチェスター・ユナイテッドに所属するアーロン・ワン=ビサカだ。彼も現行契約が2025年まで。ドゥムフリースや菅原と同じ状況となっている。