
前節終了時点で11勝6分12敗の成績を残し、勝ち点「39」で8位につけていたフライブルク。来季のヨーロッパカップ戦の出場権を獲得するために、残り5試合は負けられない試合が続くなか、今節は2連勝を目指してホームにマインツを迎える。マインツはここまで5勝11分13敗の勝ち点「26」、16位で残留争いに身を置いているものの、直近4試合は3勝1分と無敗をキープ。好調を維持してアウェイの地に乗り込む。
【スコア】
フライブルク 1-1 マインツ
【得点者】
1-0 6分 ミハエル・グレゴリチュ(フライブルク)
1-1 40分 ヨナタン・ブルカート(マインツ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/39a09109e75c3c8350d569a52a697ca13ed7f036
堂安は序盤の先制点を演出
🇩🇪試合結果🇩🇪
堂安律、得意の左足で先制点をアシストも…フライブルクはホームでマインツとドローhttps://t.co/gXiJW9GErc🗣️編集部より
「来季の欧州カップ戦出場に向けて、残り5試合では勝利のみが欲しいフライブルクでしたが、ホームでのマインツ戦は1-1のドローで終わりました」 pic.twitter.com/E9MhoLj9qq— サッカーキング (@SoccerKingJP) April 21, 2024
だが、その後は好調のマインツがチャンスの数を増やす。19分には敵陣でのボール奪取から細かく繋ぎ、最後はレアンドロ・バレイロがミドルシュートを放つも、枠を捉えた無回転の一撃はGKノア・アトゥボルに弾き出される。33分にはクリアボールが乱れたところにヨナタン・ブルカートが詰めたが、またもGKアトゥボルに阻まれた。
このまま前半はフライブルクの1点リードで終盤に突入したが、勢いに乗るマインツは1点ビハインドのまま後半に入ることを許さない。40分、右サイド高い位置でサイドチェンジのボールを受けたアントニ・カシが低い弾道のクロスボールを送ると、ニアサイドへ飛び込んだブルカートがダイレクトでねじ込む。マインツが試合を振り出しに戻し、前半を終えた。
後半は動きが少なく、拮抗した展開となったものの、徐々にフライブルクがゴールへ迫る場面を増やしていく。58分、敵陣中央のスペースを持ち運んだメアリン・レールが、相手を引きつけて左へ流すと、ボックス左へ走り込んでいたグレゴリチュがダイレクトで左足を振る。コースを狙った一撃はわずかに枠の外へ。続く63分には敵陣右サイドで得たフリーキックから、堂安が左足で鋭いボールを入れると、ボックス内でルーカス・キュブラーが頭で合わせたが、シュートはクロスバーの上へ外れた。
その後はマインツがボールを保持し、より多くのシュートを放ったものの、これ以上スコアが動くことはなくタイムアップ。フライブルクにとっては上位浮上へ向けて手痛いドローに。一方で、マインツは無敗試合数を5まで伸ばしたものの、今後の残留争いに向けて勝ち点3を奪っておきたかった試合となった。なお、堂安はフル出場を果たしている。