レアル・マドリー、再びベリンガムが劇的弾決めてクラシコに逆転勝利!バルセロナに勝ち点11差をつけてラ・リーガ優勝をほぼ手中に

リーガ

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21日にラ・リーガ第32節、レアル・マドリー対バルセロナが行われ、レアル・マドリーが3-2で勝利を果たした。

首位マドリーと2位バルセロナの勝ち点差は8。マドリーにとっては勝利すれば優勝をほぼ手中に収められるクラシコであり、バルセロナにとっては一縷の望みをつなぐためのクラシコだ。なお全面改装工事がいよいよ終わりそうなベルナベウでは、この伝統の一戦からスタジアム上部に取り付けられた360度の大型電光掲示板がついに稼働。まるでアメリカのスポーツスタジアムのようなエンターテインメント空間が生まれている。

4日前にマンチェスター・シティとのPK戦までもつれ込んだ激闘を制し、CL準決勝進出を果たしたマドリーは、疲労困憊だったカルバハルやメンディをベンチに置いてGKルニン、DFルーカス・バスケス、チュアメニ、リュディガー、カマヴィンガ、MFクロース、バルベルデ、モドリッチ、ベリンガム、FWロドリゴ、ヴィニシウスをスタメンで起用。一方、5日前にPSG相手にCL敗退に追いやられたバルセロナはGKテア・シュテーゲン、DFクンデ、アラウホ、クバルシ、カンセロ、MFギュンドアン、クリステンセン、フレンキー・デ・ヨング、FWヤマル、レヴァンドフスキ、ハフィーニャを先発させている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8bd5f6e3a52dede4ec381739077a6d5f8ca98fdd

レアル・マドリーが勝利

前半、先制したのはボールを保持して攻め込む意思を見せるバルセロナだった。6分、ハフィーニャのCKからファーのクリステンセンがヘディングシュートでネットを揺らしている(ルニンの不用意な飛び出しが仇となった)。

しかしながらマドリーも反撃に出ると、17分にスコアをタイに戻すことに成功する。右サイドでボールを受けたルーカス・バスケスがゴールライン際からドリブルを仕掛け、カンセロをかわした後、カバーに入ったクバルシに倒されてPKを獲得。キッカーのヴィニシウスが枠内右にボールを押し込んだ。

両チームが文句なくゴールを決めた後、27分には騒動が起こる……。ハフィーニャのCKにニアのヤマルが左足アウトサイドで合わせ、このボールが枠内へと向かうと、GKルニンがゴールラインの上でこれをキャッチ。ゴールラインテクノロジーがないラ・リーガで、VARは何分も試合を中断して確認を行い、最終的にゴールは認められなかった。

その後もバルセロナがポゼッションからゴールを狙い、マドリーが速攻を仕掛ける展開は変わらず。マドリーは44分にモドリッチがペナルティーマークからシュートを放つも、これはGKテア・シュテーゲンのセーブに遭った。

そして4分が取られた前半アディショナルタイムにはアクシデントが……。バルベルデとの接触でフレンキー・デ・ヨングが足首を負傷してプレー続行不可能に。チャビ監督は代わりにペドリを投入した。その痛がり方や悲しみ方から今季絶望の可能性もよぎるF・デ・ヨングは担架でピッチ外に運ばれたが、ベルナベウの観客はスタンディグオベーションで激励している。

前半は1-1のまま終わり後半に突入。バルセロナがポゼッションでマドリーが堅守速攻という構図は変わらず、どちらも確度の高いチャンスを迎えられないまま時間が経過していく。ハーフタイムにクリステンセンをフェランに下げていたチャビ監督は64分にも交代カードを切り、レヴァンドフスキ、ハフィーニャを下げてジョアン・フェリックス、フェランをピッチに立たせた。

そして69分、バルセロナが再びリードを得た。右サイド、ヤマルが放ったシュート性の高いパスをルニンの眼前にいたフェランがスルー。マドリーGKがセーブし損なったボールをフェルミンが押し込んでいる。

アンチェロッティ監督は72分に初めて選手交代に動き、クロースとカマヴィンガを下げてブラヒムとフラン・ガルシアを投入。マドリーが再び同点に追いついたのは、その1分後のことだった。左サイド、クンデと対峙するヴィニシウスがバルセロナ守備陣の意表を突く形で、利き足とは逆の左足でクロス。ファーに飛び込んできたL・バスケスが、右足のダイレクトシュートをT・シュテーゲンを破っている。L・バスケスはPK奪取にゴールと、この試合大活躍だった。

アンチェロッティ監督は83分にヴィニシウス(彼も1ゴール1アシスト、さらに速攻の起点になるなど大活躍だった)も下げてホセルを投入。そして後半アディショナルタイム1分、マドリーがおなじみの劇的逆転勝利を果たした。右サイドのルーカス・バスケスがグラウンダーのクロスを送ると、ホセルがこれをスルー。するとファーにフリーで詰めていたベリンガムが右足でボールを枠内に突き刺した。ベリンガムは終盤に2得点を決めたラ・リーガ前半戦のクラシコに続き、バルセロナを土壇場で打ち破っている。

ラ・リーガ前半戦&後半戦、そしてスペイン・スーパーカップ決勝と今季のクラシコで全勝を果たしたマドリー。2位バルセロナとの勝ち点差を11に広げて、2年ぶりのラ・リーガ優勝をほぼ手中に収めている。

コメント

  1. 名無し より:

    ヴェリンガムって何かとネタ扱いされたりレアルで通用してない認定受けているけど何だかんだで決める時もあるし長い目で見れば決してハズレ補強ではないと思う

  2. 名無し より:

    たぶん通用してない認定受けてないんだぞ

  3. 名無し より:

    ベリンガムがネタ扱いとか誰と勘違いしてるんだろう

  4. 名無し より:

    結局ベリンガムかいってなったわ

  5. 名無し より:

    ほぼリーガ獲ったも同然だし若手とサブメンに実戦経験積ませながら主力は休ませて
    CLに全力集中できるの最高
    バイエルンも同じく全力集中して来るだろうから面白いゲームになりそう

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