アーセナルの日本代表DF冨安健洋は現在、負傷離脱中となっている。カタール・ワールドカップ(W杯)出場可否も注目されてきたが、楽観的な見方が示されたことにより、英メディアは「ブーストになるだろう」とリーグ首位を走るアーセナルへの好影響も指摘している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab9f9eb234f5994ed8c47ebae1116f5ac419699b
ELチューリヒ戦で負傷も、W杯には間に合う見込み
冨安は昨季、度重なる負傷によって後半戦のほとんどを欠場。今季に入っても、コンディションの影響から序盤は出番が限られていたが、リーグ第10節のリバプール戦(3-2)での左サイドバック(SB)での起用が当たり、対峙したエジプト代表FWモハメド・サラーと完封。その後も左SBとして徐々に出番を掴んでいった。
しかし、3日のELグループステージ第6節チューリヒ戦で途中出場した際、約15分後にハムストリングの負傷で交代を余儀なくされ、6日のプレミアリーグ第15節チェルシー戦(1-0)は欠場した。
そのなかで英紙「デイリー・メール」は、日本代表の森保一監督が冨安のW杯出場に楽観的な見方を示したことに注目。「タケヒロ・トミヤスが長期離脱とならなければ、アーセナルにとってブーストとなるだろう」と見出しを打ち、次のように報じている。
「チューリヒ戦の負傷で冨安にはW杯出場に向けて不安があった。しかし、森保一監督は24歳のDFが23日の初戦・ドイツ戦に間に合うとした」
「冨安は9日のリーグカップ・ブライトン戦と12日のプレミアリーグ第12節・ウォルバーハンプトン戦は欠場しそうだが、リーグ再開後の12月に行われるボクシングデーのウェストハム戦には十分復帰できそうだ」