権田修一 クロアチア戦で感じた「いろんな強さがあるんだな」 ドイツ、スペインとの違い明かす

ワールドカップ

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サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会に出場した日本代表GK権田修一(33=清水)のインタビューが21日、ニッポン放送「垣花正あなたとハッピー!」(月~木曜前8・00)で放送された。インタビューは、番組パーソナリティーのフリーアナウンサー・垣花正が帰国直後の権田にオンラインで実施した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a2025bfe13c12897a3bef2e13b6e824f36ded0c4

今後の日本代表について「2つ、目指さなきゃいけない方向がある」

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グループリーグで、優勝経験のあるドイツやスペインと同組となっても「今回の日本代表が一番すごいなっていうポイントは、どこのグループになっても誰一人厳しいなとか思ってる選手がいなかった。それが一番の強みだった」と回想。「インタビューとかで予選突破しますって言ってるのも、言わされてるわけじゃなくて、日本代表の誇りってそういう部分であって。相手がどこの国であっても、日本代表なので。3戦目の前も“スペイン7-0で勝ってるよ、厳しいな”とかっていう感覚はまったくなかった」と語った。

決勝トーナメント1回戦で敗れたクロアチアとはどういうチームだったかと問われ「強さっていうのも、いろんな強さがあるんだなっていうのを改めて感じさせられるチームだった」と振り返った。

「ドイツやスペインは、チームのスタイルが明確にある。ドイツは体が大きくて、フィジカル能力に長けてる選手が多い。ディフェンスに190ぐらいの選手がたくさんいて、ボール際の強さとかを発揮して試合を勝っていく。逆にスペインはボールを持つこと、パスをつなぐことに長けていて。ドイツもスペインもその国のサッカーってこうだよねっていう文化としてある。ただ、クロアチアは実はW杯初出場が日本と同じタイミングで1998年なんですよ。国の分裂などの経緯があるにせよ、僕らと同じ段階で初出場だったわけです。クロアチアってどういうサッカー?って聞かれたら、そんなに形ってないと思うんです。ただ、ほんとに嫌なことをやってくる。僕らがここで攻めたいという所で確実につぶしてくるし、ここ決められたら嫌だなっていうところにずる賢くゴール決めるために入ってくるし、サッカーのツボを知ってるなっていうチーム。これは強いチームだなと思いました」と率直な思いを述べた。

今後の日本代表について「2つ、目指さなきゃいけない方向がある」とし、「ドイツとかスペインみたいに日本サッカーのストロングポイントってこうだよねっていうものが(必要)。みんなで戦える、あきらめない姿勢は日本人ならではかもしれませんけど、サッカーの部分で日本らしさを根底から追求しなきゃいけない。もう1つは個人のレベルアップ。個人が高いレベルでプレーできる機会をもっと増やせば、クロアチアを上回れると思っている」と自信を見せた。

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FIFAは18日、W杯カタール大会の最終順位を発表し、日本は9位だった。日本は決勝トーナメント1回戦で敗退したが、クロアチア戦はPK戦の末に敗れて引き分け扱いのため、1次リーグを含めて2勝1敗1分けとなり、決勝T1回戦敗退チームの中で最上位となった。

コメント

  1. 名無し より:

    そだねー

  2. 名無し より:

    毎回思うのは、w杯では世界のGKと絶望的な実力差をかんじないこと。じゃあなぜ未だ4大でレギュラーになった日本人GKがいないのか考えた時に、やっぱり語学力なのかなとは思うよね。川島が現時点で海外キャリアで10以上も日本人GK最高キャリアをキープしてる理由もそこがデカい気がする。

  3. 名無し より:

    いや、クロアチアみたいに形がない方向を目指してもいいんちゃう?

  4. 名無し より:

    5大リーグ所属を揃えて「もっと上のレベルで」が言えると言うのも何か贅沢だな
    「代表サッカーとは何か?」と言うのを現代表に触れつつ少し離れた人が発信する必要があると思うな。あれだけ無策が叫ばれながら、蓋を開けてみれば日本ほど組織的な約束事を用意してきたチームはそう無かった
    全体的に見て、かつて岡崎が言っていた「個性の強い選手の即興」と言う色合いがさらに濃いのが代表サッカーと言うイメージを持ったな
    クラブと代表の性質の違いをもっと積極的に発信出来ればもっとリテラシー面が改善出来るんじゃ無いだろうか

  5. 名無し より:

    「のらりくらりと勝つ」って感じだったな、クロアチアは。
    アメーバ感。

  6. 名無し より:

    答え出てるだろ
    リーガでやってるのは久保1人しかいないけど、ブンデスでやってる選手はゴロゴロいる、フィジカルでも欧米人に負けない選手も増えたし
    だからスペインみたいなポゼッションじゃなくてドイツみたいな堅守速攻のチームが日本人には合ってるんじゃね?
    貴重面な国民性だし

  7. 名無し より:

    今回に関しては日本のハイプレスは強豪相手に武器になってたし、スプリント回数でもモロッコと共に上位に並んでいて十分結果が伴う特色が出ていたと思う
    ところが前田から浅野に替えたら、途端にハイプレスが利かなくなったから恒常的なチームカラーにはならないかもな
    前田という世界トップレベルのスプリント能力を持つ選手がいてこその武器なんだろう
    国の「らしさ」を出そうと伝統的スタイルにこだわっても今回のドイツ・スペインのように上手くいかないこともあるわけで、日本らしさってのはそこまで追求しなくてもいいような・・・
    フランスだって戦術エンバペやってたし、その時々の最強戦力で臨機応変に一番力を出せる戦い方をしたらいいと思うけどな

  8. 名無し より:

    >>3
    サッカーにおいて日本人固有の強みは何なのか、ちゃんと理解して武器化しとこう、
    安定の日本人の武器を見つけよう、
    ぐらいに理解しときゃ良いんじゃね?

  9. 名無し より:

    >>7
    言うほどスタートからハイプレスしてないだろ。
    スペイン戦は後半からだし、ドイツ戦だってハイプレスがハマっていたら前半あんなベタ引きになるまで押し込まれないよ。
    明らかに選手交替きっかけで高い位置から圧をかけるようにギアチェンジしてたわ。

  10. 名無し より:

    >>1吉田ちがい

  11. 名無し より:

    >>3日本の武器はウイングの運動量だと思うんだけどね。前回の原口、南アの大久保松井、今回の伊東
    あと10番を死にナンバーにするとことか。中村香川中島南野

  12. 名無し より:

    >>11
    日本のウイングの運動量は昔からマジで大したことないよ
    SBと間違えてない?
    今大会は中央の前田と鎌田が最も献身的だった
    しかもサイドはほぼ上下だけ中央は前後左右だからキツさが段違い
    データではっきり出てるよ

  13. 名無し より:

    大体、俺らが観ている感覚と同じだね。

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