初のチャンピオンズリーグは、グループステージの全6試合でネットを揺らすことができず、批判も浴びせられた。ワールドカップのメンバーには選ばれなかった。だが、古橋亨梧がセルティックでゴールを量産してきたことは確かな事実だ。
今季の古橋はすでに公式戦で18得点を挙げている。早くも昨季の20得点を更新する勢いだ。ワールドカップの中断明け、特にここ6試合のリーグ戦のうち5試合で7得点と絶好調にある。
その古橋の力を誰よりも知るひとりが、横浜F・マリノスを率いていた時にヴィッセル神戸にいた古橋と対戦し、グラスゴーに呼び寄せたセルティックのアンジェ・ポステコグルー監督だ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa060d81bf0bbe5af3b11b15c23b63c2738f89f5
今シーズンもゴールを量産している古橋を称えたポステコグルー監督
『THE SCOTSMAN』によると、指揮官は「Jリーグは簡単にやれるリーグじゃない。大半のストライカーが外国人なのは、競えるだけのサイズが必要だからだ」と話している。
「だが私は、キョウゴがあの動きで成功していたのを知っていた。彼がとてもインテリジェントな選手だとね。彼はどこにいるべきか、どうやってコンタクトを避けるかを知っている。素晴らしいフィニッシャーだ。だから、ここでもフィジカル面に関して問題を抱えたことはない」
オーストラリア人指揮官は「横浜相手に何度かゴールを決めたが、私はその前から彼のことに気づいていた。我々との対戦で彼はとてもうまくやったんだ。我々も何度か彼らを倒したがね」と続けた。
「(横浜の)ディフェンダーたちが対戦したとき、彼を抑えるのがいかに難しいかを話していたのを覚えている。横浜は似たようなゲームモデルで戦っていた。ハイラインでかなりアグレッシブに守ることを望んだ。そのDFたちに彼はあの動きで問題を起こしていたんだ」