まだデビューを飾ったばかりだが、指揮官は移籍に向けて岩田智輝が取り組んできた努力に期待を寄せているようだ。
岩田はこの冬、セルティックに移籍し、1月21日のカップ戦で後半から出場し、デビューを飾った。アンジェ・ポステコグルー監督は、岩田の加入でチームが新たなかたちを目ざせると話している。
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今冬に横浜からセルティックに加入した岩田。すでにチームにフィットしているようだ
英紙『THE Sun』によると、岩田がいることでカラム・マグレガーの守備の負担が軽減されるとの見方に、ポステコグルー監督は「それが鍵だと思う。トモキは選択肢を増やしてくれ、我々はそのあたりを少し変えることができる」と話した。
「フォーメーションを変えられるときもあるだろう。必ずしも短期的にではないが、長期的にはそれができるようになりたいと望んでいる」
同監督は「カラムはどこで起用しても素晴らしい。離脱していた時期もあったが、その間はマット・オライリーだった。彼は素晴らしい仕事をしてくれたが、明白にその役割をこなせる選手がいなかった」と続けている。
「トモキは違うタイプの6番であり、彼とマグレガーは一緒にプレーできると思う」
「鍵は、選択肢と柔軟性を増すことができるということだ」
サッカーのシステム面だけではない。岩田はチームとのコミュニケーションという点でも、新たな環境にうまく溶け込めているようだ。
オーストラリア人指揮官は「トモキは本当にうまくグループにフィットした。これからは出場機会と時間を与えることが大切だ」と述べた。
「彼は本当にハードに練習する。選手たちからは、外国人選手の中で彼の英語がベストだと言われているよ。だから、彼が日本でのここ半年で取り組んできたことは明らかだ。彼が貢献してくれることを私は疑っていない」