シャルケのトーマス・ライス監督は、新加入DFの起用がDF吉田麻也のパフォーマンスにも好影響をもたらすと考えるようだ。
ブンデスリーガ最下位に低迷のシャルケは1月に入ってからMF上月壮一郎をセカンドチームから引き上げたほか、スイス人FWミヒャエル・フライなど複数戦力をレンタルで加えるなど積極補強。さらに、26日には昨夏にロリアンからセルティックに期限付きで加入した23歳のドイツ人DFモリッツ・イェンツもレンタルで獲得した。
ブンデスリーガ最下位に低迷のシャルケは1月に入ってからMF上月壮一郎をセカンドチームから引き上げたほか、スイス人FWミヒャエル・フライなど複数戦力をレンタルで加えるなど積極補強。さらに、26日には昨夏にロリアンからセルティックに期限付きで加入した23歳のドイツ人DFモリッツ・イェンツもレンタルで獲得した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/708371a06318a422fe63dda623332d0b8af77b98
シャルケの新CBコンビに?
今季前半戦を @CelticFCJPN で過ごしたモリッツ・イェンツが今季終了まで @FCLorient から期限付き移籍でシャルケに加入しました✍️
同選手の背番号は25。シャルケがブンデスリーガ残留した場合は完全移籍に移行されます。#S04 pic.twitter.com/xnVfLSpV5E
— FCシャルケ04 (@s04_jp) January 26, 2023
そして、ライス監督はそのイェンツを29日に行われたブンデスリーガ第18節ケルン戦で吉田とともにセンターバックで先発起用。今季リーグ戦3勝目とはならなかったが早速デビューを迎えた同選手はスコアレスドロー、かつ中断明け初の勝ち点獲得に貢献している。
ライス監督はそんなイェンツのパフォーマンスに満足の様子。試合後の会見では勝利を逃したことを残念がったものの、「モリッツは非常に貴重な存在になり得ることを示したと思う。良いダイナミックさを持ち、すぐに溶け込んだ」と語ると、「そのため、マヤ・ヨシダからもより安定した印象を受けたね」とも続けた。
シャルケは今季リーグでは41失点とワースト2位の失点数を記録したのもあり、吉田らDF陣に周囲からの批判が集中。ポジション上のライバルが加入したことによりベンチ落ちの可能性も伝えられた日本代表チームの主将だが、今後はしばらくイェンツとのCBコンビとしての起用が続くかもしれない。