フランクフルトOBは鎌田大地のカップタイトル獲得を望む「彼にとっての最高の結末になるはずだ」

そんな鎌田だが、シーズン途中に今季限りで退団することを発表。つい最近まではポルトガルのベンフィカ移籍が大きく取り沙汰されていたが、現在はACミランが有力視されている。

今季限りでの退団が発表されて以降、なかなか鎌田のパフォーマンスが上がらず、周囲から「彼の頭にはフランクフルトはもうないのではないか」といった言葉が多く聞かれていた。そのためオリヴァー・グラスナー監督も鎌田をベンチに置く時間が増える結果に。ただ、先日のシュトゥットガルトとのカップ戦準決勝では素晴らしいプレーを披露。決勝進出の立役者の一人となった。

鎌田の“大ファン”を公言するバイン氏は、「大地にもうその気がないという声は十分にあった。だが、そんなことはない！ 彼は責任感のある選手で、常にボールを欲しがり、ゴールへの道も持っている」と主張。残り3試合でチームを離れることになる鎌田への思いを明かした。

「それは悲しいことだ。私は彼が残ってくれることを望んでいた。特に今は、マリオ・ゲッツェという完璧なパートナーがそばにいる。今は彼がアイントラハトでカップを獲得することを願っているよ。それが彼にとって最高の結末になるはずだ」